絵を描くのが好きな人にとってみれば、絵を描くことが仕事にできたら良いと思っている人は多くいることでしょう。

さらに、子育てなどで忙しい人にとっては、在宅で絵を描く仕事ができれば、育児の合間にでき、収入の助けになるでしょう。

とはいっても、絵を描くことが好きだとしても、仕事にしようとしたら以下のような不安や疑問があるはずです。

• 未経験でスキルがないのに実際に仕事が取れるのだろうか？
• 在宅で絵を描く仕事なんて本当に存在しているのか？
• 育児が忙しくて時間がないのに仕事になるのだろうか？

そこで、今回は絵を描く仕事が在宅でも可能なのか、仕事の探し方から稼ぐためのポイントまで徹底解説します。

本記事を読んで、ちょっとしたところから、絵を描く仕事にチャレンジしていただけたら幸いです。

絵を描く仕事とは？

絵を描く仕事とは、Webサイト・雑誌・書籍・広告・ゲームなどの媒体に掲載するイラストを描く仕事です。

基本的にクライアントと呼ばれる依頼人から仕事を受注し、クライアントの要望に沿ったイラストを描いて納品するとお金になるという仕組みです。

ここでは最初に、絵を描く仕事（イラストレーター）とは、どのような仕事なのか、種類やメリット・デメリットを含めて解説します。

絵を描く仕事の種類

絵を描く仕事の種類は以下の表の通りです。

仕事の種類	特徴	対象となる媒体
イラストレーター全般	・雑誌、書籍、広告、Webサイト、ゲームなど、様々な媒体でイラストを描く ・クライアントの要望に応じて、幅広いジャンルのイラストを制作する	・雑誌 ・書籍 ・広告 ・Webサイト ・ゲーム ・商品パッケージ ・ポスター ・パンフレット　など
エンターテインメント系イラストレーター	・アニメ、ゲーム、マンガなどのキャラクターデザインや背景美術を担当 ・コンセプトアートや絵本作家も含まれる ・作品の世界観を表現するデザインが求められる	・アニメ ・ゲーム ・マンガ ・絵本 ・キャラクターグッズ ・企業のマスコットキャラクター ・テーマパーク ・アトラクション　など
情報伝達系イラストレーター	・テクニカルイラストやメディカルイラストなど、情報を分かりやすく視覚的に伝えるイラストを描く ・正確かつ分かりやすい表現が求められる	・取扱説明書 ・技術マニュアル ・カタログ ・Webサイト ・プレゼンテーション資料 ・医療教科書 ・医学論文 ・医療機器メーカーのパンフレット　など
アーティスト系	・似顔絵師やライブペインターなど、イベントやパフォーマンスで絵を描く ・現代美術家のように、自分の表現を追求するアーティストも含まれる	・イベント会場 ・観光地 ・Webサイト ・SNS ・ライブイベント ・音楽フェス ・展示会 ・美術館　など

その他にも、3DCGデザイナー、タトゥーアーティスト、美術教師、学芸員など、絵を描くスキルを活かせる仕事は多岐にわたります。

絵を描く仕事のメリット

絵を描く仕事のメリットは以下の3つがあります。

• 自分の創造性を活かせる
• 時間や場所に縛られない働き方ができる
• 様々な分野で活躍できる

絵を描くことは、自分の創造性を活かせることを意味します。

それが仕事になれば、好きな人にとっては、高いモチベーションを持って業務にあたれます。

また、絵を描く仕事は、フリーランスで働くケースが多いので、時間や場所に縛られず働くことが可能です。

そのため、在宅での仕事として育児や介護などで忙しい合間を縫って働けるでしょう。

さらに絵を描く仕事は、出版、広告、ゲーム、アニメ、Webデザインなど、様々な分野で活躍できます。

自分の興味や得意分野に合わせて、仕事の幅を広げられるので、スキルアップやキャリアアップへの道も大きく広がるでしょう。

絵を描く仕事のデメリット

絵を描く仕事のデメリットは以下の3つです。

• 収入が不安定になりやすい
• 競争が激しい
• 長時間労働や納期に追われる可能性がある

絵を描く仕事は、企業に属していない限り、クライアントから仕事を受注して収入としています。

そのため、クライアントによって、仕事の量や単価などが異なっているので、収入が不安定になりやすいです。

また、絵を描く仕事で生計を立てている人は、少なくありません。

そのため、案件獲得に際しては、競争になりやすく、激しいと言えます。

さらに、ある程度の収入を確保するためには、一定の仕事をしなければならなかったり、仕事によっては納期がタイトだったりするので、長時間労働になる可能性があるのは否めないでしょう。

絵を描く仕事の働き方

絵を描く仕事の働き方について、解説します。

絵を描く仕事の働き方とそれぞれの特徴は、以下の表の通りです。

働き方	特徴
企業に勤める	・一般的に出版社などの会社に所属 ・絵を描くだけが仕事ではない場合もある ・企画や打ち合わせなども入る ・制作に関わる業務全般を担当する可能性有 ・安定した収入と社会保障がある
フリーランスとして働く	・企業や個人から依頼を受けイラスト制作 ・自分の作品をSNSやポートフォリオサイトで公開し営業 ・自由な働き方をしたい人に向いている ・自分の作品を自由に表現したい人にも向いている ・営業力や自己管理能力が必要
バイトや副業で働く	・イラスト制作会社などでアルバイトやパートとして働く ・クラウドソーシングを利用して仕事を請け負う ・SNSやイラスト投稿サイトで作品公開し仕事を受注 ・本業として独立する自信がない人に向いている ・イラストの仕事を少しずつ始めてみたい人に向いている

それでは各働き方の特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

企業に勤める

最初に紹介するのは、企業に勤める働き方です。

会社に属して働くので、絵を描く仕事だけではなく企画や打ち合わせなどの業務が入る可能性もあります。

ただ、キャリアアップをして管理職などの上級職に出世できれば、大きな収入が得られますし、制作全般に携わることもできるでしょう。

企業に勤める時のメリットやデメリットは以下の表の通りです。

メリット	・安定した収入が見込める ・社会保障が完備されている ・他のクリエイターから技術を学べる ・企業によって研修制度や福利厚生が充実している
デメリット	・自分の作品を自由に制作できない ・クライアントの要望に応える必要がある ・納期に追われることがある ・会社のルールや方針に縛られることがある

一定の不自由さはありますが、その分収入などの保証があるのが大きな特徴と言えるでしょう。

フリーランスとして働く

次に紹介するのは、フリーランスとして働く方法です。

絵を描く仕事の大多数はフリーランスとして働いています。

基本的に、知り合いの企業やクラウドソーシングサービスなどから仕事を受注して収入を得ます。

高単価の案件を多数受注できれば、会社員より収入が多くなる場合もあるでしょう。

フリーランスとして働く場合のメリットやデメリットは以下の表の通りです。

メリット	・自分の作品を自由に制作可能 ・時間や場所にとらわれずに働ける ・収入の上限がない ・様々なクライアントと仕事ができる
デメリット	・収入が不安定 ・営業や事務作業など自分で全て行う必要がある ・社会保障がない ・孤独になりやすい

大きな収入が得られる可能性がある一方で、営業や経費計算などの活動を自分で行う必要があります。

また、仕事が軌道にのるまで、収入が不安定になるリスクがあるので、留意しておいてください。

バイトや副業で働く

最後に紹介するのは、バイトや副業で働く方法です。

バイトの場合は、求人などを見て、イラスト制作会社などで働くことになります。

また、副業の場合は、クラウドソーシングサービスを使って、単発の業務を請け負うこともできるでしょう。

バイトや副業で働く場合のメリットやデメリットは以下の表の通りです。

メリット	・本業を持ちながらイラストのスキルを活かせる ・自分のペースで仕事ができる ・イラストの仕事に慣れることができる
デメリット	・収入が安定しない ・本業との両立が大変な場合がある ・スキルアップの機会が少ない場合がある

収入は少ないかもしれませんが、実績や経験を積むには、有効な方法の一つになります。

在宅でも可能なので、育児などがあって時間に制約がある人や実績や経験がなく自信がない人に合っている働き方と言えるでしょう。

絵を描く仕事は在宅でも可能

ここからは絵を描く仕事は在宅でも可能なのかという点に絞って説明をしていきます。

具体的にどういったことで、在宅で仕事ができるのか詳しく見ていきましょう。

環境とスキルさえあれば在宅でも可能

絵を描く仕事は、環境とスキルさえあれば、在宅でも十分に可能です。

仕事をするうえで、必要なのは以下の点です。

• 絵を描く環境（PC・ソフト・ネット環境など）
• 継続的な仕事
• ある程度まとまった時間

絵を描く仕事は、基本在宅で可能ですし、もし打ち合わせが入ったとしても、ほぼオンライン上で完結できます。

仕事の受注に関しても、SNSやクラウドソーシングサービスは、オンラインで手続きが可能です。

また、企業に勤めた場合でも、リモートワークを許可しているのであれば、在宅で業務を行えます。

上記のことから、絵を描く仕事は、在宅で行うことは可能と言えるでしょう。

企業でも完全在宅の求人がある

絵を描く仕事は、企業に勤める場合でも可能です。

現実的に上記の画像のように、完全在宅のイラストレーターの案件は存在しています。

完全在宅勤務の会社に就職できれば、絵を描く仕事を自宅で行えるので、求人サイトを調べてみると良いでしょう。

会社に就職して普通に休まず勤務していれば一定の収入保証はあるので、フリーランスより安定した在宅での業務が行えます。

なお、求人サイトも多数あるので、複数のサイトで調べてみてくださいね。

フリーランスなら継続案件があれば在宅業務も可能

フリーランスは、基本的に在宅で仕事が可能ですが、生計を立てていくためには、継続案件を確保することが必要です。

これは、フリーランスは自由に働ける一方で、収入の不安定さがデメリットとしてあります。

クライアントから仕事を受注できたとしても、月1件だけだと、基本的に十分な収入が確保できません。

この場合は、複数のクライアントと並行して仕事を受注する必要があります。

しかしながら、上手にクライアントからある程度単価の高い継続案件を受注できれば、収入の不安定さが解消されるので、十分に在宅で仕事をしていけるでしょう。

絵を描く仕事の探し方

ここからは絵を描く仕事の探し方を紹介します。

絵を描く仕事を探す方法は以下の5種類です。

• 求人サイトで応募する
• クラウドソーシングサイトを使う
• NSを使って仕事を得る
• 友人のツテを頼る
• 異業種交流会で仕事を得る

それでは、一つ一つ特徴やメリット・デメリットを確認していきましょう。

求人サイトで応募する

求人サイトは、企業がイラストレーターやデザイナーなどのクリエイティブ職種を募集する際に利用するプラットフォームです。

様々な企業の求人情報を一括で検索でき、応募も簡単に行えます。

求人サイトで応募することでのメリットやデメリットは以下の表の通りです。

メリット	・豊富な求人数がある ・検索機能があって希望の企業を見つけやすい ・応募しやすい ・企業情報が確認できる
デメリット	・競争率が高くて内定が得られない可能性がある ・未経験者向けの求人が少ない ・自分に合った企業を見つけるために時間がかかる

絵を描く仕事を探す際に利用できる求人サイトの一例としては以下があります。

• マイナビクリエイター
• レバテックキャリア
• Green

他にも多数の求人サイトがあるので、複数調べてみて、自分の希望に合うサイトで探すと良いでしょう。

クラウドソーシングサイトを使う

クラウドソーシングサイトは、企業や個人が不特定多数の人に業務を委託できるプラットフォームです。

イラスト制作の案件も多数掲載されており、自分のスキルや経験に合わせて仕事を選べます。

クラウドソーシングサイトを使った時のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット	・様々なジャンルの案件がある ・好きな時間に好きな場所で仕事ができる ・未経験者でも応募できる案件が多く実績を積みやすい ・案件ごとに報酬が明確に提示されている
デメリット	・特に初心者向けの案件は単価が低い傾向にある ・人気の案件には多くの応募が集まり競争が激しい ・クライアントと報酬や納期に関するトラブルになる可能性

クラウドソーシングサービスの一例としては以下のサイトがあります。

• クラウドワークス
• ランサーズ
• ココナラ

上記は、あくまで一例なので、他にも絵を描く仕事が受注できるクラウドソーシングサービスは存在しています。

色々なサイトに登録して、実際の仕事を見比べた後、できそうな案件にどんどん応募していくと良いでしょう。

SNSを使って仕事を得る

絵を描く仕事は、SNSを使って獲得することもできます。

これは、Twitter、Instagram、Facebook、PixivなどのSNSプラットフォームで自身の作品を公開し、フォロワーや企業の目に留まることで仕事を得る方法です。

SNSを使って仕事を得る方法のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット	・自分の作品を自由に発信できる ・企業から直接オファーが来る場合がある ・フォロワーが増え認知度が上がれば仕事につながる可能性がある ・自分の得意なジャンルや作風をアピールできる ・業界の情報を収集できる
デメリット	・多くのイラストレーターと競争になる ・作品に対して否定的な意見や誹謗中傷を受ける可能性がある ・SNSの運用に時間と労力を費やす必要がある ・必ずしも仕事に繋がるとは限らない

SNSはキャリアを築くための強力なツールですが、確実に仕事が得られるとは限らない獲得方法になります。

そのため、SNSだけではなく、他の方法も併用しながら利用すると良いでしょう。

友人のツテを頼る

知り合いのイラストレーターや、イラストレーターと繋がりがある友人・知人を介して、仕事を紹介してもらう方法もあります。

友人のツテを頼る方法でのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット	・友人や知人の紹介で相手も安心して仕事を依頼できる ・一般公開されていない未公開の求人情報を得られる ・友人や知人のため仕事の進め方や報酬などの相談がしやすい ・ある程度の信頼関係があるため安心して仕事に取り組める
デメリット	・依存関係を生み自分の成長を妨げる可能性がある ・紹介料が発生する可能性がある ・仕事でトラブルになると関係に溝ができる場合がある ・必ずしも仕事に繋がるとは限らない

信頼関係があれば紹介してもらえる可能性がありますが、確実に仕事に繋がる訳ではないので注意しましょう。

異業種交流会で仕事を得る

様々な業界の人が集まる交流会に参加し、自分の作品やスキルをアピールすることで、イラスト制作の依頼に繋げる方法です。

異業種交流会で仕事を得ることに関してのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット	・普段出会えないような異業種の人と知り合うことができる ・名刺などで直接自分の作品をアピールできる ・異業種の人との交流を通じてイラスト制作の仕事の幅が広がる ・他の業界の動向やニーズを知ることができる
デメリット	・交流会への参加に時間と費用（参加費や交通費）がかかる ・必ずしも仕事に繋がるとは限らない ・初対面の人と話すのが苦手な人にとってはハードルが高い ・自分の作品を効果的にアピールする方法を考える必要がある

異業種交流会で普段知り合えないような人に会えて、大きな案件獲得のチャンスに繋げる可能性はあります。

しかしながら、その分様々なアピールや工夫が必要です。

ここまで5つの方法を紹介しましたが、ポイントは1つだけに特化するのではなく、複数の方法を実践すると良いでしょう。

絵を描く仕事に必要なスキル

ここからは絵を描く仕事に必要な主なスキルを紹介します。

本記事で紹介するスキルは以下の3つです。

• 基礎デッサン力
• デジタルツールの使い方
• コミュニケーションスキル

上記があれば、必ず仕事が上手く進むとは限りませんが、基本的に必要なスキルなので、しっかり確認していきましょう。

基礎デッサン力

基礎デッサン力とは、鉛筆や木炭などを使って、対象物を正確に描写する能力です。

これは、イラストを描く上での基礎となるスキルであり、形や陰影、遠近感などを正確に捉えることで、説得力のあるイラストを描くことができます。

基礎デッサン力の鍛え方の一例は以下の3点です。

• クロッキー：短時間で対象物の特徴を捉える練習で、観察力や描写力が向上します
• デッサン：時間をかけてじっくりと対象物を観察し、正確に描写する練習です
• 模写：好きなイラストレーターの作品を模写することで、構図や表現技法を学べます

日頃から上記内容を意識して描くことが重要になります。

デジタルツールの使い方

現代のイラストレーターは、デジタルツールを使ってイラストを制作することが一般的です。

Adobe IllustratorやPhotoshopなどのソフトを使いこなすスキルは、効率的な制作や、より高度な表現を実現するために必要不可欠です。

デジタルツールの使い方を鍛える方法は以下の通りです。

• チュートリアル動画や書籍を活用する
• オンライン講座を受講する
• 作品を制作して練習する

デジタルツールの使い方を理解するには、実践が一番です。

使い慣れたいと思ったツールは、日頃から触ることを意識しておきましょう。

コミュニケーションスキル

イラストレーターは、クライアントや他のクリエイターと協力して仕事を進めることが多いため、コミュニケーションスキルが重要です。

相手の意図を正確に理解し、自分の意見を分かりやすく伝えることで、スムーズな制作プロセスを実現できます。

コミュニケーションスキルの鍛え方は、以下のようなことがあります。

• 普段から周りの人と積極的にコミュニケーションを取る
• 相手の話しを要点だけでまとめてみる
• 結論から話し具体例を交えながら説明する
• 相手の気持ちを理解し共感する姿勢を持つ

コミュニケーションは、相手への理解と共感が重要です。

ここも日頃から上記内容を意識して、友人や家族とコミュニケーションを取ることから始めてみると良いでしょう。

絵を描く仕事で稼ぐために重要な3つのポイント

ここからは、絵を描く仕事で稼ぐために重要な3つのポイントを説明します。

今回紹介するのは以下の3点です。

• 自己ブランディング
• 計画的なスケジュール管理
• クライアントとの良好な関係を築く

必ず実践しなければならないものではないですが、参考になるはずなので、確認してみてくださいね。

自己ブランディング

自己ブランディングとは、自分自身を一つのブランドとして捉え、その価値や魅力を積極的に発信し、他者からの認知や評価を高めるための活動になります。

絵を描く仕事において、自己ブランディングは特に重要です。

その理由は、絵を描く仕事は競争が激しいことが多く、他人との差別化が求められるためだからです。

仕事の合間を縫って、日頃からSNSでの発信や、ポートフォリオの作成を行っておきましょう。

計画的なスケジュール管理

計画的なスケジュール管理も大切な事項です。

特にフリーランスになって稼ごうとすると、複数のクライアントとのお付き合いが必要になります。

各クライアントで納期が異なりますが、信頼を得るためには、全てのクライアントで納期を遅らせずに納品することが必須です。

納期を遅らせないように、自分の仕事の力量とかけられる時間を考慮したうえで、納期を決めるようにしましょう。

また、タスク管理ツールなどを使って、一日のスケジュールなどを作っておくと管理しやすくなり、漏れを防げます。

Googleカレンダーなどを上手に使って、スケジュール管理を行ってくださいね。

クライアントとの良好な関係を築く

3つ目に必要なことは、クライアントとの良好な関係を築くことです。

クライアントと良い関係を築ければ、優先的に仕事を回してもらえたり、単価をアップしてもらえたりと多くのメリットがあります。

日頃からまめにクライアントと連絡を取って、信頼関係を築いておきましょう。

また、余裕のある範囲で、クライアントが困っていたら、積極的にヘルプの提案をすると、信頼がぐっと上がります。

クライアントの困りごとは、日頃からしっかり仕事をしていると、ポロっと伝えてくれることもあります。

そのため、まずは基本的な連絡を正確、且つ迅速に行うことから心がけていってください。

絵を描く仕事についてよくある質問

最後に絵を描く仕事についてよくある質問を紹介します。

代表的なものに回答しているので、参考にしてくださいね。

未経験でも絵を描く仕事で稼げますか？

未経験でも絵を描く仕事で稼ぐことは可能です。

しかし、最初はバイトであったり、クラウドソーシングサイトで実績を積んだりしていくことが必要になるでしょう。

さらに、日頃からスキルアップに努めていく必要がある点も覚えておいてください。

未経験でも、絵を描くことが好きで、諦めずに努力を続ければ、きっと結果は見えてきます。

業務委託を受け在宅で絵を描く仕事はできますか？

業務委託を受け在宅で絵を描く仕事は可能です。

クラウドソーシングやSNSなどで企業から仕事の委託を受ければ、現実的に在宅で仕事ができるでしょう。

ただし、仕事を受注するためには、ある程度の実績やスキル、経験が必要です。

また、仕事を受注できたとしても、報酬の支払い方法や納期、著作権の帰属などを事前に確認してから契約するようにしてください。

在宅で絵を描く仕事の年収はいくらくらいですか？

在宅で絵を描く仕事の年収については、就業形態などによって異なるので、一概には言えません。

一例として、目安を以下に記載します。

• 正社員：平均年収　約336万円
• フリーランス：約200〜300万円程度
• 副業：月に数万円〜数十万円程度

ただし、あくまで上記は目安です。

スキルや経験などによっては、上記金額を大きく上回っている人もいます。

大きく稼ぐためにも、日頃の努力を欠かさないようにしましょう。

まとめ

本記事では、絵を描く仕事は在宅でも可能であるか、また、仕事の探し方から稼ぐためのポイントまで紹介しました。

本記事をまとめると以下の5点です。

• 絵を描く仕事は在宅でも可能
• 在宅で絵を描く仕事には企業やフリーランスで働いたり、副業・バイトをしたりがある
• 仕事を得る方法は求人サイトやクラウドソーシングサイトから得る方法などがある
• 仕事を得るにはいつかの方法を並行して使うと可能性が高くなる
• 稼ぐために自己ブランディングやクライアントとの信頼関係構築は特に意識する

絵を描く仕事を在宅で行うのは、簡単なことではありませんが、努力次第で十分できる可能性があります。

本記事を読み、興味が出てきたら、仕事に必要なスキルを学ぶところから始めてみてはいかがでしょうか？