更新日:2026.06.25

イラストレーターの仕事内容は?仕事の種類や流れを解説

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イラストレーターの仕事内容は、広告や書籍、雑誌、Webサイト、商品パッケージなど、さまざまな媒体で使用されるイラストを制作することです。

イラストレーターは、視覚的なメッセージを通じて情報を伝え、また時には驚きや感動を与えたりします。

この記事では、イラストレーターの仕事内容について分かりやすく説明します。

イラストレーターの日常がどのようなものなのか、どのような仕事の流れでイラストを制作しているのか、そして、イラストレーターに向いている人の特徴についてまとめています。

まずは、仕事内容とその年収について見ていきましょう。

  • 絵やイラストを上手く描きたいけど描き方がわからない
  • 絵やイラストを描くのに必要な道具を知りたい
  • 絵やイラストを上手く描くための手順を知りたい
  • 絵やイラストを上手く描くための練習方法が知りたい

特に上記のような疑問をお持ちであれば、ぜひこの記事を読み進めてください。

初心者がつまづきやすいポイントもしっかり解消できるよう画像や動画も盛り込んでまとめているので、読み終わる頃には上手く絵を描く手順やコツを掴むことができますよ。

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イラストレーターの仕事内容とは?簡単に解説

イラストレーターの仕事内容には、雑誌の挿絵、商品パッケージのデザイン、企業のロゴ作成、ゲームのキャラクターデザインなどがあります。活躍の場は幅広く、一つの分野に特化した専門的なスキルが求められます。

仕事の基本的な流れは、まずクライアントと打ち合わせを行い、要望やコンセプトを固めます。その後、ラフ案を作成してイメージをすり合わせ、フィードバックをもとに修正を重ねながらイラストを完成させていきます。

近年はクラウドソーシングの普及により、個人でも仕事を受注しやすくなりました。SNSのアイコン作成やWebサイトのバナー制作など、未経験からでも挑戦しやすい案件が増えており、イラストレーターになるための門戸は広がっています。

イラストレーターの仕事内容種類一覧

最初に、イラストレーターの仕事内容を一覧表で紹介し、その後に代表的な仕事内容の詳細を説明していきます。

まず、イラストレーターの仕事内容の例と報酬の例を一覧で以下に示します。

仕事の種類 仕事内容の例 報酬
ロゴ作成 新しい飲食店のロゴ作成 30,000円~
イラスト作成 指定モチーフの線画イラスト 30,000円〜
バナー作成 広告用バナー作成 5,000円〜
アイコン作成 コミュニケーションツール用のアイコンデザイン 30,000円~
チラシ・フライヤー作成 学習塾の講習案内チラシ(A5カラー片面) 30,000円〜
漫画・アニメ制作 4コマ漫画制作(カラー対応・ネーム制作含む) 40,000円〜
キャラクターデザイン・募集 店舗オリジナルキャラクターの作成 70,000円~
カタログ・パンフレット作成 会社案内用のパンフレット(A4・4ページ) 70,000円~
パッケージデザイン 健康食品のパッケージデザイン 35,000円〜
名刺作成 名刺デザインのリニューアル 20,000円〜
DTP 整体院の院内レターデザイン、カレンダーデザイン 10,000円~
プロダクトデザイン タブレットケースのデザイン 100,000円~
看板デザイン 新店舗の案内看板 70,000円~
装丁・ブックデザイン 詩集、写真集、小説表紙のデザイン 30,000円~
シール・ラベルデザイン 新商品のラベルデザイン 30,000円~
キャラクター・アニメーション制作 Vtuberのキャラクターデザイン 150,000円~

※参照元:クラウドワークスの相場一覧表より

以下、イラストレーターの中でも代表的な仕事について内容を詳しく紹介します。

雑誌・書籍の挿絵制作

ポスターやロゴ制作
報酬 5,000円〜
職種 挿絵イラストレーター
挿絵イラストレーターの他の仕事 装丁デザイン
挿絵イラストレーターの年収 300万~500万円程度

雑誌や書籍の挿絵制作は、イラストレーターの代表的な仕事内容の一つです。小説の表紙や本文中の挿絵、雑誌の特集記事に使用するイラストなどを制作します。

文章だけでは伝わりにくい内容を視覚的に補足したり、作品の世界観を表現したりすることが求められます。

編集者や出版社の担当者と打ち合わせを行い、企画内容や読者層に合わせてイラストを制作するのが一般的です。

商品パッケージや広告用のイラスト制作

報酬 35,000円〜
職種 パッケージデザイナー
パッケージデザイナーの他の仕事 販促物のデザイン制作
パッケージデザイナーの年収 350万~600万円程度

商品パッケージや広告に使用するイラストを制作する仕事もあります。食品や化粧品、日用品などのパッケージデザインにイラストが採用されるケースは少なくありません。

また、ポスターやチラシ、Web広告などに使用するイラストを制作することもあります。

商品の魅力やブランドイメージを分かりやすく伝え、消費者の興味を引く表現力が求められる仕事です。

ロゴ・バナーなどデザイン寄りの制作

報酬 30,000円〜(ロゴ)
5,000円〜(バナー)
職種 グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーの他の仕事 ポスター・チラシ・看板のデザイン等
グラフィックデザイナーの年収 480万円

イラストレーターの中には、ロゴやバナーなどデザイン寄りの制作を担当する人もいます。

企業や店舗のロゴ制作をはじめ、WebサイトやSNS広告で使用するバナー制作などが主な業務です。

単にイラストを描くだけではなく、文字の配置や配色、視認性などデザインの知識も必要になります。

イラスト制作とデザイン両方のスキルを活かせる分野として人気があります。

ゲームのキャラクターデザイン制作

ゲーム・キャラデザイン
報酬 70,000円〜
職種 ゲームイラストレーター
ゲームイラストレーターの他の仕事 ゲームのアイテムや背景のイラスト制作
ゲームイラストレーターの年収 400万円〜1200万円

ゲーム業界でのキャラクターデザインは、創造性と独創性を発揮できる仕事です。

キャラクターの外見、服装、アクセサリーなどを通じて、物語の世界観を形成し、プレイヤーや視聴者がその世界観を楽しむ重要な要素になります。

レバテック株式会社が運営する「レバテックキャリア」によると、ゲームイラストレーターの年収は400万円〜1200万円です。

アニメのキャラクター・背景などの制作

背景イラストの制作
報酬 70,000円〜
職種 アニメーター
アニメーターの他の仕事 アニメのアイテムや背景のイラスト制作
アニメーターの年収 461万円

アニメでは、キャラクターだけでなく、背景や環境のデザインも重要です。

アニメの原作者のイメージを視覚化し、物語の舞台を作り上げ、視聴者を魅了するための要素を作ります。

アニメーターの年収は、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると461万円です。

Web・SNS用のイラスト制作

報酬 3,000円〜
職種 イラストレーター
他の仕事 WEB記事の文章執筆、SNSの投稿文章作成など
イラストレーターの年収 300万~500万円

企業のWebサイトやオウンドメディア、SNS投稿などで使用するイラストを制作する仕事です。

近年はInstagramやX、YouTubeなどでオリジナルイラストを活用する企業も増えており、需要が拡大しています。

Web用のイラストは、ユーザーの目を引くだけでなく、サービス内容や情報を分かりやすく伝える役割も担っています。そのため、デザインやマーケティングの知識が活かせる分野でもあります。

マニュアルや取扱説明書の図解イラスト制作

テクニカルイラスト
報酬 70,000円〜
職種 テクニカルイラストレーター
テクニカルイラストレーターの他の仕事 パーツカタログ、サービスマニュアルのイラスト制作
テクニカルイラストレーターの年収 466万円

テクニカルイラストレーターと呼ばれ、製品マニュアルや取扱説明書において、視覚的に分かりやすく説明するために、図面や写真の代わりにイラストを製作します。

複雑な情報を分かりやすく伝えることが重要で、精密さと正確性が求められます。

関連する資格に、厚生労働省が定める技能検定「テクニカルイラストレーション技能士」というものがあります。

テクニカルイラストレーターとしての自分の能力を証明する資格となります。

テクニカルイラストレーターの年収は、厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると466万円です。

NFTアートやストックイラストなどデジタル作品の制作

NFTアート
職種 NFTクリエイター
NFTクリエイターの他の仕事 グラフィックデザイナーと同じ
NFTクリエイターの年収 未知数

近年注目を集めているNFTアートの制作は、NFTを利用したデジタルアートの新しい形です。

ブロックチェーン技術を活用したこの分野は、作品の独自性と所有権を保証し、イラストレーターに新たな収益源として注目されています。

大きなお金が動いた歴史的な事例を紹介すると、デジタルアーティストのBeeple(Mike Winkelmann)のNFTアートが、オークションでなんと約6900万ドル(約75億円)で落札されたということがあったり、小学生の男の子が夏休みの自由研究で作ったNFTアートが240万円もの値段になったという事例などもあります。

年収としての相場はまだない業界ですが、可能性に満ちた業界とも言えます。

会社員イラストレーターとフリーランスイラストレーターの仕事内容の違い

イラストレーターには、企業に雇用される働き方と個人で活動するフリーランスイラストレーターの2つがあります。

どちらもイラストを制作するという点は共通していますが、仕事内容や働き方には大きな違いがあります。

項目 会社員イラストレーター フリーランスイラストレーター
主な勤務先 ゲーム会社、広告制作会社、デザイン事務所など 個人で活動
仕事内容 イラスト制作、チームでの企画・打ち合わせ イラスト制作、営業活動、顧客対応
案件の獲得方法 会社から案件を割り振られる 自分で営業・受注する
収入 毎月安定した給与を受け取れる 案件数や単価によって変動
働く場所 オフィス勤務・在宅勤務 自由に選択可能

会社員イラストレーターは、企業が受注した案件に携わることが一般的です。イラスト制作だけでなく、チームメンバーとの打ち合わせや企画会議に参加することもあります。

毎月安定した給与を得られるため、収入面の安心感があるのが特徴です。

一方、フリーランスイラストレーターは、クライアントから直接依頼を受けて仕事を進めます。

イラスト制作以外にも、営業活動や見積書・請求書の作成、スケジュール管理などの業務を自分で行わなければなりません。

その分、自分で案件や働く時間を選びやすく、高単価案件を獲得できれば会社員以上の収入を目指すことも可能です。

安定した環境でイラスト制作に集中したい方は会社員、自分の裁量で自由に働きたい方はフリーランスが向いているでしょう。

イラストレーターの仕事の流れ

イラストレーターの仕事の流れの例を以下に示します。

  1. 仕事を受注
  2. 仕事内容ごとにクライアントとイメージのすり合わせ
  3. 下書き(ラフ)の作成
  4. 清書・着色をして完成
  5. データを整理して納品

それぞれ詳しく紹介していきます。

仕事を受注

会社に勤めているイラストレーターの場合は、営業が依頼を受け、それがイラストレーターのところに来るわけですが、フリーランスのイラストレーターの場合は自分で仕事を受注する必要があります。

得意先や紹介などがない場合は、クラウドワークスなどのクラウドソーシングに登録し、そこで自分にあった案件に応募し、採用されて受注するという形が一般的です。

例えば、クラウドワークスでは以下のような形で募集があります。

クラウドワークスの募集文
引用元:クラウドワークス

募集中の仕事を確認し、受注したいと思う仕事に応募しましょう。

その際は、あればポートフォリオを記載し、相手のことを考えたメッセージをすることが重要です。

コピペの自己紹介文よりも、その募集案件にあった自己紹介、「あなたの仕事がしたいです」という気持ちが伝わるアピールをすると採用されやすくなります。

依頼者の立場になった時に「こういう人に依頼したいな」と思うメッセージを送りましょう。

また、SNSで発信しているイラストレーターの中には、SNSのDM経由で受注することもあります。

仕事内容ごとにクライアントとイメージのすり合わせ

受注したら、次に仕事内容ごとにクライアントとイメージのすり合わせです。

打ち合わせをおこない、ターゲットは誰なのか、媒体は何なのか、クライアントの要望や求めるイメージ、期待する成果物について共有していきます。

このイメージのすり合わせは、後の修正を最小限に抑え、クライアントの満足度を高めるためにも重要です。

下書き(ラフ)の作成

クライアントの要望や求めるイメージを理解したら、そのアイデアや構成を形にするための下書き(ラフ)を作成します。

その下書きによって、イラストレーターとクライアントとのイメージのズレを修正していきます。

また、クライアントの中にはイメージをうまく伝えられない人もいるので、そのようなクライアントに対してもいくつかアイデアを提案することで、どの方向性で進めていくのかを下書きによって判断することが可能です。

清書・着色をして完成

下書きが承認された後、清書し、着色作業に入ります。

清書したらクライアントに確認するなど、細かくクライアントに確認する場合もありますが、そこのやり取り、取り決めは状況によって様々です。

修正が後からでも簡単にできる場合は、細かい確認は逆に手間になってしまいますので。

着色し、影や光などを描いてイラストを完成させます。

データを整理して納品

完成した作品は、クライアントが要求する形式で整理し、期日を守って納品します。どうしても期日から遅れてしまう場合は、できるだけ早く連絡するようにしましょう。

また、デジタルデータの場合、ファイル形式や解像度など、クライアントの指定に従って準備することが大切で、これは初めのミーティングでも忘れずに確認しておきましょう。

納品後、クライアントからのフィードバックや追加の修正要求に対応することもあります。

イラストレーターの仕事の流れは以上のようなステップで進んでいきます。

イラストレーターの魅力・やりがいは?

イラストレーターの仕事には、多くの魅力とやりがいがあります。

  • 自分の作品が世に出る喜び
    制作したイラストが書籍の表紙や商品パッケージ、広告など、多くの人の目に触れる形になったとき、大きな達成感を得られます。
  • クライアントからの感謝
    自分のイラストによってクライアントの課題を解決し、「イメージ通りです」「ありがとう」といった感謝の言葉をもらえることは、大きなやりがいにつながります。
  • 「好き」を仕事にできる
    絵を描くという好きなことを通じて収入を得られるのは、イラストレーターならではの魅力です。創造性を存分に発揮し、楽しみながら仕事に取り組めます。
  • スキルアップの実感
    難しい案件を乗り越えたり、新しい画風に挑戦したりすることで、自身の成長を実感できます。努力が直接スキルとして身につくことも、やりがいの一つです。

イラストレーターで大変なこと・辛いことは?

イラストレーターも大変なことや辛いことはもちろんあります。

例えば、イラストレーターが大変だと思うことでよくあるのは、クライアントの要望に応えたイラストが描けず、何度提出しても認められないといったようなことです。

自分自身でも納得がいくイラストが描けないという場合もありますが、自分自身では完璧と思ったものもクライアントには認められないということがあります。

もしそれが納期に余裕がない場合は、もう他に何もできずに休みなくずっとアイデアを考え、イラストを描き、繰り返しです…

他には、特に駆け出しの時は、なかなか受注できなかったり、受注できたとしても低単価のお仕事だったりで、イラストレーターの仕事だけでは生活できずに、他にアルバイトをしなければならないということもあります。

そのような状況にならないためにも、しっかりとした知識やスキルを身につけ、実績を積んでポートフォリオを充実させ、高単価の依頼を獲得できるようにしていくことが大切です。

また、真摯に仕事をし、クライアントの信用を得て、そこからの紹介、さらにそこからの紹介と、紹介で受注ができるようになると収入的にも安定し、逆に自由に仕事が選べる状態にもなっていくでしょう。

未経験でも受注できる簡単なイラストレーターの仕事とは?

未経験でもできるイラストの仕事

未経験者でも受注できる簡単な仕事としては、YouTubeのバナーやサムネイル画像、InstagramなどSNS用のイラストの製作や、小規模プロジェクトのロゴ制作などがあります。

クラウドワークスなどのお仕事マッチングサイトでも上記のような簡単な仕事の募集はよくあり、コンペ形式のチラシや名刺の作成なども初心者が応募しやすいお仕事です。

上記の画像は、実際にコンペ形式で応募のあった仕事の例です。

コンペ形式の仕事を通じて実績を積み上げ、それと同時にスキルを向上させていくこともできます。

イラストレーターの仕事は参入しやすくなっている?

イラストレーターの仕事は以前よりも参入しやすくなっていると言えます。

その理由は、

  • クラウドソーシングやフリーランスの仕事仲介サービスが増加しており、以前よりも個人が仕事を受注することが可能になった。
  • SNSの発展により、企業だけじゃなく個人でもイラストレーターの成果物を使用することが増えてきた。
  • 専門学校に行かなくても、イラストレーターのスキルをネットで無料、もしくは比較的安い金額で学べるようになり、イラストレーターになりやすくもなった。

といったようなことがあげられます。

また、イラストレーターと言っても様々な職種、仕事内容があるので、イラストレーターの年収はプロジェクトの種類、経験、スキルレベルによって大きく異なります。

フリーランスとして独立している場合、年収は数百万円から、成功しているイラストレーターでは数千万円以上になることもあります。

イラストレーターの年収について詳しい情報が知りたい場合は、イラストレーター 年収の記事で、平均値や中央値、高額年収の例なども紹介していますので、確認してみてください。

イラストレーターに向いている人

イラストレーター向いている人

イラストレーターに向いてる人はどのような特徴があるのでしょうか?

絵を描くことが好きということは前提ですが、それ以外にどのような人がイラストレーターに向いてるのか、以下の点について紹介していきます。

  • クライアントとの打ち合わせができる人
  • 自分の描きたいもの以外も描ける人
  • 完成後に修正対応などがきちんとできる人
  • お金や時間の管理ができる人

クライアントとの打ち合わせができる人

イラストレーターは、クライアントのニーズを正確に理解し、それを視覚的に表現することが求められます。

それには、イラストの制作に必要な情報を掴むコミュニケーションスキルが必要です。

  • イラストのターゲットは誰なのか?
  • 依頼者のイメージはどのようなものなのか?
  • 何か参考になるイラストはあるのか?
  • 納期はいつなのか?
  • 納品の形はどのような形が良いか?

などが打ち合わせ時に確認することです。

また、クライアントの中にはイラストに関しては素人で、イメージをうまく表現ができない人もいます。

そのような相手に対してもニーズを聞き出し、アイデアの提案、フィードバックの受け取りなど、制作をスムーズに進めるための打ち合わせができると良いでしょう。

自分の描きたいもの以外も描ける人

イラストレーションの仕事は多種多様であり、クライアントの求める内容はプロジェクトごとに異なります。

有名なイラストレーターになれば、自分の描きたいものだけを描くということもできますが、そのような状態になれない人が大半です。

特に、駆け出しの時は自分が描きたいもの以外を描くことが多い可能性が高いです。

自分の好みや得意分野に限定せず、様々なジャンルやスタイル、テーマで作業できる柔軟性が求められる時もあるでしょう。

逆に、自分の描きたいもの以外も描くことによって、スキルを広げ、キャリアの機会を増やすことにも繋がります。

完成後に修正対応などがきちんとできる人

イラストレーターの仕事では、イラストやデザインの納品後にある程度の修正が求められることが一般的です。

そのような場合にも、クライアントの要望に応じ、きちんと修正対応をする柔軟性が必要です。

時には、その要望が明らかに自分自身の考えとは異なる内容だったり、前回の打ち合わせとは真逆のことを言われることもあるかもしれません。そのような場合にも、クライアントの意志や考えを尊重し、修正できる人がイラストレーターとして成功しやすいです。

このように完成後の修正対応やプロジェクト途中の突然の方向性の変更などにも柔軟に対応できる能力が、イラストレーターには必要になります。

お金や時間の管理ができる人

特にフリーランスとして働くイラストレーターにとって、お金や時間の管理は非常に重要です。

フリーランスの場合、税理士に依頼すればお金の管理や経理に関する手続きなどしてもらえますが、初めのうちは自分自身でお金の管理や確定申告などの手続きをする必要があります。

お金だけじゃなく、時間の管理も自分自身でやる必要があります。

イラストレーターは依頼されて仕事を受けることがほとんどで、納期は相手に合わせることが多く、その納期に遅れてしまったせいで二度と依頼されなくなってしまう可能性もあります。

また、一つのプロジェクトだけじゃなく、複数の依頼を同時に受けることもあるでしょう。

そのような場合にも、しっかりと時間を管理し、それぞれの納期に合わせて制作を進められる人がイラストレーターに向いていると言えます。

イラストレーターの将来性

イラストレーターの将来性は、AI技術の進化など懸念される点もありますが、結論として今後も需要はあり続けると考えられます。

WebサイトやSNS、動画コンテンツなど、デジタルメディアが発展し続ける中で、視覚的に情報を伝えるイラストの重要性はますます高まっています。

特に、人の感情に訴えかける独創性や、クライアントの複雑な要望を汲み取って形にするコミュニケーション能力は、AIには代替できない強みです。

ただし、競争が激化しているのも事実です。今後は、単に絵が描けるだけでなく、特定の分野に特化した専門性や、自分だけの画風といった「付加価値」を持つイラストレーターが求められるようになるでしょう。

常に新しい技術を学び、スキルを磨き続ける姿勢が、将来性を切り拓く鍵となります。

イラストレーターの仕事内容に関するよくある質問

イラストレーターを目指している人や、イラストレーターになろうか悩んでいる人からよくある以下3つの質問に対して回答していきます。

  • イラストレーターの年収は?
  • 未経験でもイラスト関係の仕事はできますか?
  • 独学でもイラストレーターになれますか?
  • イラストレーターになるには?

イラストレーターの年収は?

イラストレーターの年収は、働き方(会社員かフリーランスか)、経験、スキルによって大きく異なります。

会社員の場合、厚生労働省の職業情報提供サイトを参考にすると、平均年収は492万円前後がひとつの目安です。ゲーム業界や広告業界など、専門性の高い分野ではより高収入を目指せる可能性があります。

フリーランスの場合は収入の幅が非常に広く、まさに実力次第と言えます。年収300万円程度から、人気と実績を兼ね備えた方であれば年収1,000万円以上を稼ぐことも夢ではありません。

未経験でもイラスト関係の仕事はできますか?

未経験からイラスト関係の仕事を始めることは十分可能です。

クラウドワークスなどのサービスを使えば、報酬にこだわらなければいくらでも仕事はあり、実績を積み重ねることができます。

重要なのは、知識やスキルを磨き続け、実績を積んでポートフォリオを構築していくことです。

もちろん知識やスキルが全くないのであれば、仕事を始めるよりも先に、学校に行ったり、オンラインで学んでいく必要があります。

独学でもイラストレーターになれますか?

独学でもイラストレーターになることは可能です。

今活躍しているイラストレーターの中にも、独学でスキルを身に付け、キャリアを築いている人も多いです。

YouTubeなどネット上の情報だけでも十分学べる環境が今は整っています。

ただ、情報が多すぎて取捨選択がしにくいという場合は、お金を払ってカリキュラムが整っている学校に通ったり、もしくは、オンライン講座を受講して家で学ぶということも可能です。

独学でイラストレーターになってる方はいるので、自分自身の状況に合わせて良いと思った学び方を選んでください。

イラストレーターになるには?

イラストレーターになるには

イラストレーターになるために、必須の資格や学歴はありません。専門学校や美術大学でイラストやデザインを学ぶ人もいますが、近年では独学やオンラインスクールでスキルを身につけて活躍している人も増えています。

イラストレーターになる道は複数あり決まったルートはないものの、以下のような流れで目指すのが一般的です。

  • 基本的な知識や技術を身につける
  • ポートフォリオを作成する
  • SNSやYouTubeなどで発信する

まずは、デッサンや構図、色彩、デザインの基礎知識に加え、PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトの操作スキルを習得しましょう。

その後、自分の作品をまとめたポートフォリオを作成し、スキルや得意なジャンルをアピールできるようにすることが大切です。

また、X(旧Twitter)やInstagram、Pixivなどで作品を発信することで、多くの人に作品を見てもらえるだけでなく、仕事の依頼につながる可能性もあります。

実績がゼロの場合は、色彩検定やIllustratorクリエイター能力認定試験などの資格を取るのも、一定の知識を証明する手段として役立つでしょう。

もし将来的に「フリーランスとして独立したい」「イラストを本業にして安定した収入を得たい」と考えているのであれば、独立やビジネス構築までを見据えたスクールで学ぶこともおすすめです。

イラストレーターの仕事内容まとめ

イラストレーターの仕事内容としては、

仕事の種類 仕事内容の例 報酬
ロゴ作成 新しい飲食店のロゴ作成 30,000円~
イラスト作成 指定モチーフの線画イラスト 30,000円〜
バナー作成 広告用バナー作成 5,000円〜
アイコン作成 コミュニケーションツール用のアイコンデザイン 30,000円~
チラシ・フライヤー作成 学習塾の講習案内チラシ(A5カラー片面) 30,000円〜
漫画・アニメ制作 4コマ漫画制作(カラー対応・ネーム制作含む) 40,000円〜
キャラクターデザイン・募集 店舗オリジナルキャラクターの作成 70,000円~
カタログ・パンフレット作成 会社案内用のパンフレット(A4・4ページ) 70,000円~
パッケージデザイン 健康食品のパッケージデザイン 35,000円〜
名刺作成 名刺デザインのリニューアル 20,000円〜
DTP 整体院の院内レターデザイン、カレンダーデザイン 10,000円~
プロダクトデザイン タブレットケースのデザイン 100,000円~
看板デザイン 新店舗の案内看板 70,000円~
装丁・ブックデザイン 詩集、写真集、小説表紙のデザイン 30,000円~
シール・ラベルデザイン 新商品のラベルデザイン 30,000円~
キャラクター・アニメーション制作 Vtuberのキャラクターデザイン 150,000円~

のような仕事があります。

イラストレーターの仕事内容やイラストレーターになる道は様々で、決まった形があるわけではありません。

まずは、イラストを描くことが好きということが前提です。

どのようなイラストレーターになりたいのか考えるきっかけになったら嬉しいです。

この記事が、イラストレーターを目指す方にとって有益なものとなることを願います。

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