公開日:2026.08.13
更新日:2026.07.27
フリーランスのWEBデザイナーになるには?フリーランスは厳しい?
「フリーランスのWebデザイナーになりたいけれど、具体的にどうすればなれるの?」 そのような疑問をお持ちではありませんか。
フリーランスのWebデザイナーは、正しい手順とスキルを身につければ、未経験からでもなることができます。
本記事では、未経験からフリーランスWebデザイナーになるための具体的なロードマップや、安定して案件を獲得するための営業手法・コツを徹底解説します。
憧れの働き方を実現するための具体的な一歩を踏み出したい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
フリーランスWebデザイナーになるには?
フリーランスのWebデザイナーになるためのルートは、大きく分けて企業で実務経験を積んでから独立するか、未経験から直接フリーランスを目指すかの2つです。
かつては企業での修行期間を経るのが一般的でしたが、現在は学習環境が整ったことで、未経験から直接フリーランスを目指す人も増えています。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。
会社で経験を積んで独立する
Web制作会社や広告代理店、あるいは事業会社のWeb担当者として就職し、数年間の実務経験を積んだ後に独立するパターンです。
最大のメリットは、会社員として給料をもらいながらプロの現場で実務スキルや制作フローを学べる点です。先輩デザイナーから直接フィードバックを受けられるため成長も早く、クライアントワークにおけるマナーやディレクション能力も自然と身につきます。
また、在職中に築いた社内外の人脈が、独立後の案件獲得につながることも多く、リスクを抑えて確実にフリーランスへ移行したい人におすすめのルートです。
未経験からスキルを学んで独立する
独学やWEBデザインスクールで知識・技術を習得し、会社員を経ずにフリーランスとして活動を開始するパターンです。
自分の好きな時間や場所で学習を進められ、就職活動などのプロセスを省けるため、最短期間でフリーランスデビューを目指せるのがメリットです。子育てや介護で外に働きに出るのが難しい方や、現在の仕事を続けながらパラレルキャリアとして始めたい方によく選ばれています。
ただし、実務経験という実績がない状態でスタートするため、質の高いポートフォリオを作成したり、クラウドソーシングやSNSを活用して自ら積極的に営業を行ったりと、スキル習得以外のアクションも重要になります。
フリーランスWebデザイナーは厳しい?主な理由
フリーランスのWEBデザイナーは自由な働き方ができる一方で「厳しい」「やめとけ」と言われることも少なくありません。
その背景には、会社員とは異なるフリーランス特有の課題があります。ここでは、フリーランスのWebデザイナーが直面しやすい代表的な理由を解説します。
競争が激しく案件を獲得しにくい
Webデザイナーは人気の職業であり、ライバルが多いのが現実です。 厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、令和6年度のWebデザイナーの有効求人倍率は「0.12」と発表されています。これは、1件の求人に対して約8人が応募している計算になり、競争の激しさを物語っています。
そのため、数多くのWebデザイナーの中から案件を勝ち取るには、他の人にはない価値を提供しなければなりません。
例えば、「流行のデザインを素早く作成できる」「ライティングや写真撮影など、別の専門分野も掛け合わせている」など、自身の強みを明確にして差別化を図る必要があります。
経験が浅いと低単価になりやすい
実績や経験が浅い駆け出しの頃は、高単価な案件を獲得するのが難しく、どうしても低単価な案件に偏りがちです。
受ける案件の種類によって単価は大きく変動します。
- バナー制作: 1件1,000円〜
- LP制作: 1件30,000円〜100,000円程度
初心者でもできる仕事は価格競争が起きやすいため、スキルを磨いて付加価値を高めていかなければ、いつまでも安い案件しか受けられず、生活が厳しくなってしまいます。
制作以外に営業や集客も必要になる
フリーランスは、待っているだけで自動的に仕事が降ってくるわけではありません。安定した依頼を獲得するまでは、デザイン制作と並行して以下のような営業・集客活動を自分で行う必要があります。
- ポートフォリオの作成と更新
- SNSやブログでの継続的な情報発信
- クラウドソーシングでの案件への応募・提案
- 知人や過去のクライアントからの紹介獲得
「デザインの仕事だけをしていたい」と考えて独立した人にとって、デザイン以外の事務作業や営業に多くの時間を割かなければならない点は、大きなギャップや厳しさを感じる要因となります。
収入が安定するまで時間がかかる
独立してすぐに、会社員時代と同等かそれ以上の収入を得られる人はごく少数です。
単発の案件から少しずつ実績を積み上げ、継続案件や指名案件をもらえるようになって収入が安定するまでには、平均して半年から長くて2年ほどの期間がかかると言われています。
そのため、軌道に乗るまでの無収入・低収入の期間を耐え凌ぐための十分な貯蓄を用意しておくことと、結果がすぐに出なくても諦めない継続力と根気が求められます。
未経験からフリーランスWebデザイナーになるロードマップ
未経験からフリーランスWebデザイナーを目指す場合、やみくもに学習するのではなく、期間ごとの目的を明確にしたロードマップを描くことが重要です。
ここでは、最短6ヶ月で案件を獲得し、収入を得始めることを目的とした現実的なモデルを紹介します。
| 期間 | フェーズ | 概要・目標 |
|---|---|---|
| 1〜2ヶ月目 | 基礎+練習+ツールを極める | デザイン・HTML/CSSの基礎学習、ツールの操作練習、サイト模写などのアウトプット |
| 3ヶ月目 | ポートフォリオ作成 | 架空サイトやリデザインを活用し、制作意図や目的を伝える作品集を作成 |
| 4ヶ月目 | 初案件獲得 | クラウドソーシングやSNSを活用し、バナーなどの小さな案件で実案件の経験を積む |
| 5〜6ヶ月目 | 継続化&単価UP | 提案型の関わり方に切り替え、単発案件の継続化と実績をもとにした単価交渉を行う |
1〜2ヶ月目:デザインとツールの基礎を学ぶ
最初の1〜2ヶ月は、Webデザイナーとしての土台作りに集中する期間です。
まずはデザインの基礎を習得するところから始めましょう。
具体的には、
- 配色の基礎(ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーの考え方)
- フォントの種類と文字サイズ・行間・字間の調整
- レイアウトの基本原則(近接・整列・反復・コントラスト)
- 余白の取り方と視認性の関係
- グリッドレイアウトの考え方
- 視線の流れ(Z型・F型レイアウト)
- WebサイトにおけるUIの基本
- ユーザーにとって使いやすい導線設計
- スマートフォンを意識したレスポンシブデザインの考え方
などが該当します。
加えて、HTML/CSSの基礎を学習し、WEBサイトの仕組みを理解しておくことも重要です。
デザインやコーディングの基礎をある程度学んだら、デザインツール(Figma・Photoshop・Illustratorなど)を実際に触って操作スキルを高める練習にも入りましょう。
とはいえ、実際に案件をこなさないと、頭の中でイメージするだけでは実践レベルのスキルは身につきません。学習と同時に、模倣や架空サイトの制作など、必ずアウトプットを行うことが大切です。
ポイントは、完璧に理解してから次に進むことではなく、手を動かしながら慣れること。未経験者が挫折しやすい原因の一つはインプット過多になることなので、必ず練習とセットで進めましょう。
3ヶ月目:ポートフォリオを作る
3ヶ月目は、仕事を獲得するためにポートフォリオの作成に全力を注ぎます。実績がない未経験者の場合、架空の既存サイトのリデザインを最低でも3〜5作品は制作して掲載しましょう。
例えば「美容室の架空LPを1点」「飲食店のコーポレートサイトを1点」「キャンペーン用のバナーを3サイズ」といった具合にバリエーションを持たせると、クライアントに自身の対応力が伝わりやすくなります。
単に完成したデザインを並べるのではなく、ターゲット層や制作の目的、工夫したポイントなどを各作品に数百文字程度のテキストで添え、「なぜこのデザインにしたのか」という思考プロセスをアピールすることが受注率を高めるコツです。
4ヶ月目:小さな案件に応募する
4ヶ月目からは、完成したポートフォリオで実際に案件獲得に向けて営業行動を起こすフェーズに入ります。クラウドソーシングサイトなどに登録し、まずは週に10〜15件を目安に、積極的に応募の提案文を送ってみましょう。
最初は稼ぐことよりも実績作りとクライアントワークの流れを理解することが目的なので、1件1,000円〜3,000円程度の小さなバナー制作やサムネイル制作といった低単価の単発案件から狙うのが良いでしょう。
納期管理や修正対応、クライアントとの丁寧なやり取りなど、実案件でしか得られない経験を1ヶ月で最低3〜5件ほど積むことを目標にしてください。
5〜6ヶ月目:継続案件と単価アップを目指す
5〜6ヶ月目は、フリーランスとしての活動を安定させるための重要な時期です。単発のバナー案件などで自信がついたら、3万円〜5万円規模のLP制作や、WordPressの簡単なサイト構築など、少しずつ難易度と単価を上げた案件へ応募の幅を広げていきましょう。
この時期に意識すべきは、単発案件を継続契約につなげることです。納品時に「スマホ版の表示崩れを防ぐための改善案」や「次回の更新作業の代行」など、相手の期待を少し超える+αの提案を行うことで、「次もあなたにお願いしたい」と言われる関係を築きます。
このような継続的に依頼をくれるクライアントを2〜3社確保できれば、毎月の収入基盤が大きく安定し、未経験からフリーランスとして自立する土台が完成します。
フリーランスWebデザイナーの主な仕事内容
フリーランスWebデザイナーが手掛ける仕事には、さまざまな種類があります。ここでは、主な4つの仕事内容とそれぞれの特徴、単価の目安などを解説します。
ご自身のスキルや興味に合わせて、どの案件から挑戦するかイメージしながら読んでみてください。
Webサイト・LP制作
Webサイト制作は、企業や個人を問わず案件数が多い仕事のひとつです。また、商品やサービスの購入を促す1ページ完結型のLP制作も、Webデザイナーの代表的な案件です。
それぞれのメリットやデメリットなどの概要は以下の通りです。
| 必要な技術 | ・一通りのサイト制作経験 ・HTML/CSS、WordPressなどの知識 ・(LPの場合)マーケティングや導線設計の知識 |
|---|---|
| メリット | ・単価が高い ・企業や個人を問わず案件が多い |
| デメリット | ・打ち合わせやディレクションに時間を要する ・幅広い知識や経験が必要で手間がかかる |
| 単価の目安 | ・Webサイト制作:50,000円〜 ・LP制作:30,000円〜100,000円程度 |
| 制作時間 | ・Webサイト:平均1〜3ヶ月ほど ・LP:数週間〜1ヶ月ほど |
Webサイトをはじめから立ち上げる案件も多く、デザイン制作だけでなく、企画やディレクションから携わる場合もあります。
一方で、WordPressを使ったブログ構築のみといった比較的ライトな案件もあるため、自身のスキルレベルに合わせて仕事を選びやすいのが特徴です。
LP制作に関しては、売上や集客に直結するため難易度は上がりますが、その分高単価を狙うことができます。
バナー・サムネイル制作
バナー制作とは、他のWebページへユーザーを誘導するためにサイト上に設置する画像を制作する仕事です。また、YouTubeなどの動画やブログ記事の顔となるサムネイル画像の制作も、バナー制作と似たスキルで対応できます。
コーディングの知識がなくても、デザインツールの基本操作ができれば取り組めるため、未経験者が最初の一歩を踏み出すのにおすすめの案件です。
バナー・サムネイル制作のメリットやデメリットなどの概要は以下の通りです。
| 必要な技術 | ・Photoshop、Illustratorなどの操作スキル ・デザインの基礎知識(配色、レイアウト、文字組みなど) |
|---|---|
| メリット | ・1件あたりの制作時間が短く数をこなせる ・初心者でも案件を獲得しやすく始めやすい |
| デメリット | ・参入障壁が低いためライバルが多く、価格競争になりやすい |
| 単価の目安 | ・1,000円〜数万円程度 |
| 制作時間 | ・30分〜数時間程度 |
一口にバナーといっても、静止画のものから動きのあるアニメーションバナーまでさまざまで、種類やサイズによって単価は大きく変動します。
【バナーの種類別・サイズ別の単価相場】
| バナーの種類・サイズ | 平均相場 |
|---|---|
| 極小〜小サイズ(550px以下) | 1,000円〜5,000円 |
| 中〜大サイズ(1500px程度) | 5,000円〜10,000円 |
| GIFアニメバナー | 7,000円〜8,000円 |
| 動画広告バナー | 3万円~100万円以上 |
バナーやサムネイル制作は単価が比較的安いため、これだけで十分な収入を得るには数をこなす必要があります。
しかし、実績作りの第一歩としては最適ですので、まずはこうした単発案件から挑戦し、クライアントワークに慣れていくのがおすすめです。
ロゴ・グラフィック制作
新商品や企業ブランドのロゴ制作や、名刺・チラシ・ポスターといった印刷メディアを中心とするグラフィックデザインを行う仕事です。
Web上だけでなく、実際に手に取れる印刷物や街中の広告として自分のデザインが世の中に出る喜びを味わえるのが、この仕事の大きな魅力です。
ロゴ・グラフィック制作のメリットやデメリットなどの概要は以下の通りです。
| 必要な技術 | ・IllustratorやPhotoshopなどのソフト操作スキル ・タイポグラフィやコピーライティングの知識 ・印刷に関する基礎知識 |
|---|---|
| メリット | ・自分のデザインが商品や広告として世の中に出る ・デザインしたい媒体を選べる |
| デメリット | ・商用利用が前提のため、著作権や肖像権の配慮が必要 ・案件通過後の細かな修正や調整が多い ・異なる業界の情報を調べ、流行に対応し続ける必要がある |
| 単価の目安 | ・8,000円~30万円程度 |
| 制作時間 | ・2週間~1ヶ月程度 |
制作する媒体によって、単価の相場は大きく変動します。
【媒体別・制作費用の相場】
| 媒体 | 平均相場 |
|---|---|
| 名刺・ショップカード | 8,000円~3万円 |
| チラシ・フライヤー | 4万円~12万円 |
| ポスター | 10万円~25万円 |
| 企業・ブランドロゴ | 10万円~30万円 |
ポスターやロゴといったデザインは、企業の顔となるためプレッシャーも大きいですが、高単価を狙うことができます。
未経験から始める場合は、名刺やショップカードなど、比較的規模が小さく取り組みやすいものから実績を積んでいくのがおすすめです。
UI・UXデザイン
UIデザインは、ユーザーが操作しやすいデザインを作る仕事で、UXデザインは、楽しいと思える「ユーザー体験」を設計する仕事です。
デザイナーの仕事に加えて、マーケティング調査、サイト解析、リサーチなどがメインの業務となります。
| 必要な技術 | ・ブランディングやマネジメントの知識 ・デジタルプロダクトを設計する能力 ・デザインツールのスキル |
|---|---|
| メリット | ・単価が高い |
| デメリット | ・デザイン以外のスキル(マネジメント力など)が必要 |
| 単価 | ・10万円~20万円 |
| 制作時間 | ・具体的な記載なし |
単価は高いですが、その分高度なスキルが求められるので、ある程度Webデザイナーとしての経験を積んでから始めるとよいでしょう。
フリーランスWebデザイナーに必要なスキル
フリーランスは、組織に守られていない分、自身のスキルがそのまま収入や信頼に直結します。
ただ作れるだけでなく、成果を出せる、一人で完結できるスキルセットを持つことが、長く生き残るためのポイントとなります。
デザインスキル
Webデザイナーにとっての基礎体力にあたる部分です。PhotoshopやIllustrator、Figmaといったデザインツールの操作スキルはもちろん、配色・タイポグラフィ・レイアウトといったデザインの基本原則を理解していることが必須です。
また、近年ではただ見た目を整えるだけでなく、ユーザーが使いやすい画面設計や、心地よい体験設計の知識も求められます。クライアントの要望を形にする表現力の引き出しを、常に増やし続ける姿勢が大切です。
Figma・Photoshopなどの操作スキル
頭の中にあるデザインのアイデアを実際の形にするため、Figma、Photoshop、Illustratorといったデザインツールの操作スキルは欠かせません。
それぞれのツールの特性を理解し、ショートカットなどを駆使して効率的に使いこなすことで、制作スピードと納品物のクオリティを底上げすることができます。
HTML・CSSの基礎知識
デザインしたものをWeb上で表示させるための実装に関する知識です。
デザインのみを担当する案件も多いですが、HTMLやCSSの基礎を理解しているだけで、実装を考慮した現実的なデザインが作れるようになり、エンジニアとのやり取りもスムーズになります。
また、WordPressの構築まで一人で対応できるようになれば、受注単価を大きく引き上げることも可能です。
コミュニケーション・提案力
クライアントの要望を的確にヒアリングし、円滑に仕事を進めるためのコミュニケーション能力は必須です。迅速な報連相や丁寧なやり取りが、修正の繰り返しやトラブルを防ぎます。
さらに、言われたものをそのまま作るだけでなく「ユーザー層を考えると、この導線が良いのでは」とニーズに合わせた+αの提案ができると、クライアントの満足度が格段に上がり、継続依頼につながりやすくなります。
マーケティング・AI活用スキル
クライアントがWebサイトを作る最終的な目的は、集客や売上アップなどのビジネス課題の解決です。SEOの知識やクリックされやすいボタンの配置など、成果にコミットできるマーケティング視点を持つデザイナーは市場価値が高まります。
また、近年はAIを使いこなすスキルも重要です。ChatGPTを活用した構成案・キャッチコピーの作成や、画像生成AIによる素材作成など、AIを優秀なアシスタントとして業務の効率化に取り入れることで、自身の時給単価を大きく向上させることができます。
フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方
フリーランスでWebデザイナーをすると決めても、仕事の獲得方法が分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで、ここからはフリーランスWebデザイナーの仕事の取り方を、下記5つの方法に分けてご紹介します。
- クラウドソーシング
- フリーランスエージェントへの登録
- SNSやポートフォリオから依頼を受ける
- 知人や過去の取引先から紹介してもらう
- 制作会社から業務委託案件を受ける
それではひとつずつ見ていきましょう!
クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングとは、仕事を依頼する「クライアント」と、専門的な技術・知識を持った「ワーカー」が、インターネット上で契約するサイトです。
代表的なクラウドソーシングサイトとして、以下の3つが挙げられます。
クラウドソーシングのメリットとデメリットは、以下の表の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・案件数が多い ・レベルに合わせて仕事を選べる ・料金未払いなどのトラブルが起きづらい |
・単価が低い ・競争率が高く仕事を獲得しづらい |
もっとも登録者の多いクラウドワークスは、案件数が約300万件あります。
また【初心者向け】【未経験でもOK】と書かれている案件も多いので、自身のレベルに合わせて案件を選べるところがポイント。
また、上記に挙げたクラウドワークス、ランサーズ、ココナラは、作業終了後にクラウドソーシングからワーカーにお金が振り込まれる制度を導入しています。
料金に関するトラブルも起きづらいところも安心ポイントでしょう。
一方、クラウドソーシングは初心者でも始めやすい分、高単価な案件が少ない傾向にあります。
高単価案件の場合は、競争率が高くなって契約が難しくなるので、クラウドソーシングは、初心者がスキル向上や実績構築のために利用するとよいでしょう。
フリーランスエージェントを利用する
フリーランスエージェントとは、フリーランスの人が案件を獲得できるようサポートし、営業から契約締結までの業務を代行してくれるサービスのこと。
代表的なフリーランスエージェントとしては、レバテックフリーランス、MidWorks、フォスターフリーランスなどが挙げられます。
フリーランスエージェントのメリットとデメリットは、以下の表の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・営業活動を省略できる ・希望に合った案件を選べる |
・紹介手数料(中間マージン)が発生する ・未経験での案件獲得が難しい |
エージェントには営業担当者やキャリアカウンセラーが在籍しているので、営業の経験がない方でも安心。
また、エージェントが条件に沿った案件を提示してくれる仕組みになっているので、自身で仕事を探すよりも効率的でしょう。
ただし紹介手数料(中間マージン)が発生するので、自分でクラウドソーシングなどに登録するよりも、余分な出費が多いです。
営業や事務作業は代行してくれるので、仕事に集中したい方にとっては相性の良い案件獲得方法といえます。
なおフリーランスエージェントを利用する企業の大半は、即戦力となるワーカーを探しています。
そのため、未経験の場合は契約をしてもらえないことも多いでしょう。
個人的には、クラウドソーシングサイトで実績を積んでから、フリーランスエージェントに登録することをおすすめします。
SNSやポートフォリオから依頼を受ける
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNS、あるいは自身のブログやポートフォリオサイトを通じて継続的に情報を発信し、直接仕事の依頼を受ける方法です。
SNSやポートフォリオを活用した案件獲得のメリットとデメリットは以下の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・実務の実績がなくても発信できる ・自分のファンができる |
・すぐに結果が出づらい ・他の発信者に埋もれてしまう可能性がある |
SNSやブログでの情報発信には、実績は必要ありません。
自分の描いた作品を自由に載せることができるので、簡単に自身の実力を全世界に発信できるというメリットがあります。
発信した情報がデザイナーを探している人の目に留まって、案件獲得につながることもあるでしょう。
またこまめに投稿・発信をしていると、作品を気に入った人がファンになってくれることもあり、その知名度が仕事に繋がることもあります。
ただしSNSやブログは手軽に始められるので、たくさんの人が挑戦しています。
その結果、母数が多くなり情報発信をしても他の人のSNSに埋もれてしまい、芽が出ないことも。
根気強く発信し続ける忍耐力が求められるでしょう。
知人や過去の取引先から紹介してもらう
友人・知人、あるいは前職の同僚や過去の取引先から、Webデザインの仕事を紹介してもらう方法です。
知人や過去の取引先から紹介してもらうことのメリットとデメリットは以下の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・実績がなくても案件をもらいやすい ・営業活動や提案文を考える手間が省ける |
・仕事が途切れやすく収入が安定しづらい ・個人契約が多く単価が低くなりやすい ・自ら人脈を広げる行動が必要になる |
知人からの紹介は、すでにある程度の信頼関係が構築されている状態からスタートするため、ポートフォリオの実績が少ない駆け出しの時期でも案件を獲得しやすいのがメリットです。営業をかけたり、契約を取るために長文の提案文を考えたりする手間もかかりません。
しかし、紹介だけに依存していると仕事が途切れやすく、継続的な収入源としては不安定になりがちです。また、企業を挟まない個人間の契約になるケースも多いため、相場よりも単価が低くなってしまったり、単発の契約で終わってしまったりするリスクもあります。
最初からある程度の人脈がある方や、クリエイターの交流会などに参加して積極的に人脈づくりをするのが得意な方には、おすすめの案件獲得方法といえるでしょう。
制作会社から業務委託案件を受ける
Web制作会社や広告代理店に対して直接営業をかけ、業務委託の外部パートナーとして案件を依頼してもらう方法です。
制作会社から業務委託案件を受けるメリットとデメリットは以下の通りです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・継続的に案件をもらいやすく収入が安定する ・顧客との折衝は制作会社が行うため制作に集中できる ・プロの現場のフィードバックを得られる |
・一定以上の実務スキルや実績が必須 ・自ら企業へ営業メールを送るなどの行動力が必要 ・納期や品質の要求が厳しい |
制作会社は常に人手不足に悩んでいるケースが多く、信頼できる外部パートナーを求めています。そのため、一度スキルや対応力を認められて契約を結べれば、継続的に案件を依頼される可能性が高く、フリーランスとしての収入基盤を大きく安定させることができます。
また、ディレクターが間に入って顧客とのやり取りや進行管理をしてくれることが多いため、デザイン作業に集中しやすいというメリットもあります。
ただし、プロの制作会社を相手にするため、一定以上の実務スキルや質の高いポートフォリオが求められます。企業の問い合わせフォームから丁寧に営業メールを送ったり、ポートフォリオを持ち込んだりといった地道な営業活動が必要です。
しかし、実力がついてきた中級者以上には効果的で安定感のある案件獲得方法です。
案件獲得と単価アップのコツ
フリーランスWebデザイナーとして活動を始めると、多くの人が「なかなか案件が獲得できない」「単価が上がらず労働時間ばかりが増えてしまう」といった壁に直面します。
綺麗なデザインが作れるだけでは、価格競争に巻き込まれやすくなります。ここでは、安定して案件を獲得し、単価を上げていくための5つのコツを解説します。
応募先に合わせてポートフォリオを変える
質の高いポートフォリオを作ることは大前提ですが、さらに通過率を上げるためには、クライアントが求めているテイストに合わせて提示する実績を変えることが重要です。
例えば、BtoB企業のコーポレートサイト案件に応募する際、ポートフォリオのトップにポップで可愛らしいカフェのバナーばかりが並んでいては、ミスマッチと思われてしまいます。
相手の業界や求めるデザインテイストに近い実績を一番上に配置したり、提案文に「御社のイメージに近い〇〇のデザイン実績もございます」と添えたりするだけで、クライアントに「この人なら任せられそう」と安心感を与えることができます。
得意な業界や制作物を明確にする
ライバルが多いWebデザイン市場で選ばれるためには「何でも作れます」よりも「〇〇の専門家です」と名乗る方が効果的です。
- 「美容・コスメ系のLP制作に特化しています」
- 「女性向けの柔らかいテイストのバナーが得意です」
- 「WordPressのコーポレートサイト構築ならお任せください」
このように、自分の得意な業界や制作物を明確にして看板に掲げることで、自身の個性が際立ちます。専門性が高いと認識されれば、クライアントも依頼しやすくなり、結果的に競合との差別化や単価アップに直結します。
制作だけでなく改善提案まで行う
フリーランスWebデザイナーが単価を上げるためには、言われたものをそのまま作る姿勢から一歩踏み出すことが重要です。
例えば、
- 現在のサイトの課題点を伝える
- 情報設計から携わる
- 別案のレイアウトや導線を提案する
- ユーザー目線での改善案を出す
といった提案ができるようになると、クライアントからの信頼度が大きく変わります。
提案ができるようになると、クライアントからも抽象的な相談が増え、より難易度が高く、深く考える案件を依頼されるようになるでしょう。その結果、価格交渉もしやすくなり、長期的な関係につながりやすくなります。
単発案件を継続契約につなげる
単発案件だけを繰り返していると、毎回新規営業が必要になり、単価アップにも限界があります。
安定した収入と単価向上を目指すなら、継続契約につながるポジションを担うことが重要です。
具体的には、
- Webサイトの更新や運用サポート
- 改善提案やABテストの実施
- LPやバナーの定期的な制作
- 制作フローの整理や効率化のサポート
など、制作後も関わり続ける役割を引き受けることで、クライアントにとって欠かせない存在になりやすくなります。
運用や改善、制作フローにも携わることで、単価だけでなく契約期間そのものが伸び、結果的に収入の安定にもつながります。
実績が増えたら単価を見直す
駆け出しの頃は低単価な案件で実績を積むことも必要ですが、スキルが上がり、制作スピードや提案力がついてきたら、定期的に自身の単価を見直すようにしましょう。
いつまでも初心者の頃と同じ価格設定のままだと、仕事量ばかりが増えて疲弊してしまいます。
新規のクライアントに提案する際から少しずつ見積り金額を上げてみたり、継続クライアントに対しても「次月以降のご依頼分から、価格を改定させていただきます」と丁寧に交渉したりして、自分のスキルに見合った適正価格へアップデートしていくことが大切です。
フリーランスWebデザイナーの年収・案件単価
フリーランスとして独立する際、気になるのが年収や1件あたりの案件単価ではないでしょうか。
フリーランスは会社員のように固定給ではないため、個人のスキルやこなせる仕事量によって収入が大きく変わります。ここでは、年収の目安や制作物ごとの単価相場、収入が安定するまでの期間について解説します。
フリーランスWebデザイナーの年収目安

株式会社Brocanteが運営する、フリーランスエンジニアの求人・案件の検索サイト「フリーランススタート」によれば、Webデザイナーの平均月額単価は51.6万円、年収620万円前後とされています。(※2026年現在)
LPなど単価の高い案件を受ければ、1回で数十万円稼ぐことができるので、安定した収入を得られるでしょう。
制作物ごとの案件単価
受ける案件の種類や規模によって、単価は大きく変動します。主な制作物ごとの相場は以下の通りです。
- バナー・サムネイル制作: 1,000円〜数万円
- 名刺・ショップカード制作: 8,000円〜3万円程度
- ロゴ制作: 10,000円〜30万円
- LP制作: 30,000円〜100,000円程度
- Webサイト制作: 50,000円〜
- UI・UXデザイン: 10万円〜20万円以上
バナー制作などは初心者でも手を付けやすい分、単価が安い傾向にあります。逆に、コーディング技術やマーケティングの知識が求められるLP制作・Webサイト制作、高度な専門スキルが必要なUI/UXデザインなどは、費用相場が高くなります。
収入が安定するまでの期間
未経験からフリーランスWebデザイナーになり、収入が安定するまでの期間は、早い人で半年〜平均して2年程度が目安とされています。
初めの数ヶ月は、ポートフォリオ作成や単発の低単価案件が中心となるため、十分な収入を得るのは難しいのが現実です。そこから実績を積み、継続案件や単価の高い指名案件を任せてもらえるようになると、月20万〜30万円以上を安定して稼げるようになってきます。
そのため、独立を検討している方は、最初の半年〜2年程度は収入が不安定になるリスクを想定し、当面の生活費を貯蓄してからスタートすることをおすすめします。
フリーランスWebデザイナーになるメリット・デメリット
フリーランスのWebデザイナーという働き方は、自由度が高く魅力的ですが、当然ながらリスクや大変な部分も存在します。
独立してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、メリットとデメリットの両面を理解しておきましょう。
フリーランスになるメリット
最大のメリットはやはり自由であることです。パソコンと通信環境さえあれば、自宅やカフェ、旅先でも仕事ができるため、育児や介護との両立も比較的しやすくなります。
- 時間や場所に縛られず、自由に働ける
- 収入の上限がなく、実力次第で大きく稼げる
- 得意なジャンルなど、受ける仕事を自分で選べる
- 会社の人間関係や通勤のストレスから解放される
また、会社員とは違い給料テーブルが決まっていないため、スキルを高めて高単価な案件を獲得できれば、会社員時代を大幅に超える収入を得ることも夢ではありません。嫌な上司がいない、満員電車に乗らなくていい、という精神的なゆとりも大きな魅力です。
フリーランスになるデメリット
一方で、デメリットとして挙げられるのは安定の欠如です。仕事が途切れると収入がゼロになるリスクがあるため、常に営業やスキルアップを続ける必要があります。
- 毎月の収入が保証されず、不安定になりがち
- 確定申告や保険の手続きなど、事務作業も自分で行う
- 社会的信用が会社員に比べて低くなりやすい
- スキルアップやスケジュール管理など、高い自己管理能力が必要
また、制作業務だけでなく、請求書発行や確定申告といった事務作業もすべて一人でこなさなければなりません。ローンやクレジットカードの審査が通りにくくなることもあるため、クレジットカードの作成や住宅・車のローン契約、不動産の賃貸契約などは、社会的信用が高い会社員のうちに済ませておく必要があります。
自由には責任が伴いますが、これらをコントロールできた時の充実感はフリーランスならではのものです。メリットとデメリットを天秤にかけ、自分に合った働き方かを見極めてみてください。
会社員とフリーランスの違いは?どちらが向いている?
Webデザイナーとして働く際、会社員とフリーランスでは働き方や収入の仕組み、求められるスキルが大きく異なります。
どちらが優れているかではなく、ご自身の性格やライフスタイル、価値観にどちらが合っているかで判断することが大切です。まずは両者の主な違いを以下の表で整理してみましょう。
| 会社員Webデザイナー | フリーランスWebデザイナー | |
|---|---|---|
| 働き方・場所 | 勤務時間や出社義務がある(リモート可の企業もあり) | 時間や場所を自由に選べる |
| 収入の仕組み | 固定給 | 完全出来高制 |
| 業務範囲 | 主にデザイン制作や決められた担当業務に集中できる | 制作に加え、営業、経理、スケジュール管理など全般 |
| 案件の選び方 | 会社から割り振られた案件を担当する | 自分の得意ジャンルなど、受けたい案件を選べる |
| 社会的信用 | 高い(ローンや賃貸契約の審査が通りやすい) | 会社員に比べると低い |
毎月の固定給や社会保険といった安定感を重視し、営業や事務作業を気にせずデザイン制作のみに集中したい方や、チームでのものづくりが好きな方は会社員が向いています。
一方で、働く場所や時間に縛られず、自分の力で自由にキャリアを切り拓きたい方や、頑張った分だけ高収入を目指したい方はフリーランスが向いています。
フリーランスはすべての責任を自分で負う分、自己管理が得意で、制作以外の業務も苦にならない主体性がある人におすすめの働き方です。
フリーランスWebデザイナーの成功事例
ここからは、フリーランスWebデザイナーの成功事例をご紹介します。
ロールモデルを作って、その方の仕事の受け方や情報発信の方法を真似してみるとよいでしょう。
それではさっそく見ていきましょう!
未経験から案件を獲得した事例
YouTubeチャンネル「ゼロイチWEBデザイン:未経験からWEBデザイナーへ」で紹介されている小林未織(みおりん)さんというWebデザイナーの方は、3ヶ月で月収20万円を達成しました!
「海外旅行をしながら仕事ができるようになりたい!」という夢を叶えるために、Webデザイナーになることを決意したというみおりんさん。
フリーランスWebデザイナーは、やはり「自由」であることが魅力ですよね。
そんなみおりんさんが、Webデザイナーになるまでの流れは以下の通りです。
- デザインスクールを受講
- 1.5ヶ月後…初案件獲得
- 1.5〜3ヶ月後…クリエイター交流会に参加・WEBディレクターと知り合う
はじめて案件を受けたのは、スクールの入門編が終わるころ。
知人のWEBサイトの修正をするという案件をもらったとのことです。
案件をもらう前から「デザインできるようになったよ」と知人に伝えていたとのことなので、自分から宣伝活動を積極的に行っていたことが分かります。
その後、会社案内のパンフレットの作成依頼を受け、そこから仕事が増えていったそうです。
みおりんさんの面白いところは、「人脈がないと思っていたけど、声をかけたら意外と案件が降ってきた」というお話。
人脈がないと思い込んでいる方の中にも、自分がデザイナーであることを伝えたら、依頼をしてくる方がいるかもしれません!
自分から営業をかけることが如何に大切であるかが分かりますね。
案件獲得後は、クリエイター交流会にも参加していたというみおりんさん。
ディレクターの方とWebデザイナーの方が集っていて、Webデザイナーを探している方も多いそうです。
デザイナーの仕事で煮詰まってきたら、クリエイター交流会へ参加してみるとよいでしょう。
主婦・会社員から独立した事例
現在ももさんは、株式会社momocriの代表を務めています。
公式X(旧Twitter)もぜひ参考にしてみてください!
Webデザイン未経験からフリーランスになって起業し、最高月収は200万円という、驚きの経歴を持っています。
ももさんがWebデザイナーになるまでの流れは以下の通りです。
- スクールに通う
- 2ヶ月後…知り合いの会社でアルバイト→実務経験を積む
- 半年後…正社員としてデザイン会社に就職
- 2年後…フリーランス活動開始
- 独立して会社を起業
最初は簡単なバナーやLP制作、動画広告の制作を行っていたそうです。
「勉強より実務の方が身につくことが多いので、とにかくチャレンジするのが大切」と話すももさん。
そんなももさんが、フリーランスで案件獲得をするために使っていたのはSNSとのこと!
知り合いから貰った仕事をポートフォリオにして、X(旧Twitter)で発信することで、案件獲得をしていたそうです。
フリーランスとして安定した収入が見込めるようになれば、起業もスムーズに行えるとのことでした。
高単価案件を獲得できるようになった事例
3人目にご紹介するのは、YouTubeチャンネル「ゼロイチWEBデザイン:未経験からWEBデザイナーへ」で紹介されている、フリーランスWebデザイナーのぐっさんです。
子育てをしながら、LP制作を中心としたWebデザイナーの仕事を行い、5ヶ月で月収40万円を達成したとか!
大成功したぐっさんがWebデザイナーになるまでの流れは以下の通りです。
- スクールを受講
- 数ヶ月間…月収20万円前後
- 4ヶ月後…月収40万円突破
はじめは、コンペなどに挑戦しつつ細々とやっていたというぐっさん。
しかし単価が低い案件では疲弊してきて、LP案件のみ受けることに決めたそうです。
現在は3社程度と契約していて、1度繋がった企業から継続的に仕事を貰っているとのこと。
満足度の高い作品を作ることができれば、リピートしてもらえて安定した収入を得られることが分かりますね。
フリーランスWebデザイナーに関するよくある質問
フリーランスWebデザイナーを始める前は、未知の世界で分からないことも多いのではないでしょうか?
そこで、ここからはフリーランスWebデザイナーに関する、よくある質問をご紹介します。
未経験でもフリーランスWebデザイナーになれますか?
未経験からでもフリーランスWebデザイナーになることは可能です。実際に、異業種から転職し、数ヶ月の学習期間を経て案件を獲得している人も少なくありません。
重要なのは、経歴よりも「何が作れるか」と「それを分かりやすく伝えられるか」です。最低限、以下が揃っていれば未経験者でも案件を獲得することはできます。
- 基礎的なデザインスキル
- 最低限のWebの知識
- デザインツールの操作スキル
- ポートフォリオ
コーディングは必須ですか?
フリーランスWebデザイナーになるために、高度なコーディングスキルは必須ではありません。デザインのみを担当する案件も多く存在します。
ただし、HTMLやCSSの基礎を理解しておくことで、
- 実装を意識したデザインができる
- エンジニアとのやり取りがスムーズになる
- 受注できる案件の幅が広がる
といったメリットがあります。必須ではないものの、基礎レベルの理解は身につけておくと有利です。
ポートフォリオには何を載せればいいですか?
ポートフォリオには、単にデザインを並べるだけでなく、制作の意図や考え方を載せることが大切です。
具体的には、
- WebサイトやLPのデザイン作品
- バナーや画像制作の実績
- 架空案件やリデザイン作品
- 制作の目的やターゲットの説明
- 工夫したポイントや課題解決の視点
などを掲載するのがおすすめです。
ポートフォリオの本来の目的は、「実績の有無」を証明することではなく、デザインスキルや考え方、仕事の進め方を伝えることにあります。
「何ができるか」「どう考えて作ったか」が重視されるため、実案件が少ない場合は、架空制作で問題ありません。
初案件の提案文はどう書けばいいですか?
初案件の提案文では、スキルをアピールすることよりも、相手の募集内容を理解していることを伝える意識が重要です。
提案文の構成例としては、
- 募集内容を読んだ感想や共感
- 自分が対応できる内容の整理
- 過去の制作物やポートフォリオの案内
- 丁寧に対応する姿勢や納期への配慮
といった流れが効果的です。
具体的には以下のような流れで伝えるのがいいでしょう。
はじめまして。
募集内容を拝見し、現在のコーポレートサイトをより分かりやすく整理し、サービス内容や強みをユーザーにしっかり伝えるお手伝いができるのではないか思い、ご連絡いたしました。
私はWebデザイナーとして、コーポレートサイトやLPのデザイン、バナー制作を中心に対応しております。
今回の案件では、情報の優先順位を整理し、初めてサイトを訪れる方でも内容が理解しやすい構成とデザインをご提案できると考えております。
特に、
・ファーストビューでサービス内容が一目で伝わること
・問い合わせにつながる導線を分かりやすく設計すること
を意識して制作を進めたいと考えています。
これまでに制作したデザインは、ポートフォリオにまとめております。
【ポートフォリオURL】
未経験・駆け出しではありますが、丁寧なヒアリングとこまめなご報告を大切にし、認識のズレがないよう進めることを心がけています。
また、納期は必ず厳守し、修正のご要望にも柔軟に対応いたします。
ご不明点やご要望がありましたら、事前にしっかりすり合わせさせていただければと思います。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
長文にする必要はありませんが、テンプレート感のない文章を心がけることで、採用されやすくなります。
資格は必要ですか?
フリーランスWebデザイナーになるために、必ず取得しないといけない資格はありません。
ただし、Webデザインに関する知識やスキルがないとクライアントの要望に応えられないので、勉強してから仕事を受けるようにしましょう。
Webデザイナーに有利な資格としては、以下のようなものが挙げられます。
- Webクリエイター能力認定試験
- Photoshop®クリエイター能力試験
- Illustrator®クリエイター能力認定試験
上記のような資格を持っていれば、実績が少なくても実力を証明できるので、案件を獲得しやすくなるでしょう。
確定申告や税金で注意することはありますか?
フリーランスWebデザイナーとして活動する場合、確定申告や税金の管理も自分で行う必要があります。
特に注意したいポイントは、
- 収入と経費を日頃から記録しておく
- 領収書や請求書をきちんと保管する
- 所得税や住民税の支払い時期を把握する
- 場合によっては消費税の課税対象になる点を理解する
といった点です。
特にWEBデザイナーの場合は、デザインツールの利用料やPCやモニター、ペンタブレットなどの機材、画像素材サイトの利用料といった費用が経費として計上できる可能性が高いです。
早い段階で会計ソフトを導入したり、基本的な税金の知識を身につけておくと、後々の負担を減らすことができます。
まとめ
本記事では、未経験からフリーランスWebデザイナーになるためのロードマップや、案件獲得・単価アップのコツについて解説しました。
今回の記事の重要なポイントをまとめると、以下のようになります。
- 未経験からでも正しい手順を踏めば独立は十分に可能
- マーケティング視点や提案力など+αのスキルを磨く
- 得意分野を明確にしたポートフォリオを作る
- まずは小さな案件から実績を積み重ねていく
「フリーランスは厳しい」「やめとけ」といった声もありますが、それは事前の準備不足や、受け身の姿勢のまま独立してしまったケースがほとんどです。
フリーランスWebデザイナーは、始めてみれば案外うまくいくことも多く、実力がつけば会社員時代以上の収入と、時間や場所に縛られない自由な働き方を手に入れることができます。
「自分にもできるかな…」と悩みすぎず、まずはデザインの基礎を学び、手を動かしてポートフォリオを作るところから始めてみてください。小さな行動が、理想の働き方を手に入れるための大きな第一歩になります!


