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2025.12.15
2025.12.13
「絵を描く仕事」の代表と言えばイラストレーターが思い浮かぶのではないでしょうか。
絵を描くのが好きで、自分でキャラクターのデザインをするのが好きな人は数多く存在します。
そのような人には、一生の仕事にできる可能性があるイラストレーターは人気の就職先と言えます。
しかしながら、以下のような不安や疑問を持っている人もいることでしょう。
そこで今回は、イラストレーターの会社への就職方法や未経験からでも就職できるのか?という点について徹底解説していきます。
イラストレーターとして会社に就職するためには、複数の方法が存在します。
ここでは、会社に就職するための流れなどを紹介しますので、確認していきましょう。
イラストレーターになる方法は人によって異なります。
特に決まっているルートはありませんが、絵を描くスキルが必要です。
スキルを身に付けるためには、イラストレーターの専門学校や美術大学に通い、技術や知識を磨くことが必須になりますし、コミュニケーション能力なども身に付けなければなりません。
イラストレーターとして一通りのスキルや技術などを磨くことができれば、未経験からでも就職できる可能性があります。
イラストレーターとして仕事をしたい人は、まず専門学校や美術大学に通うことを検討しましょう。
専門学校や美術大学で得たスキルや技術をアピールするために、ポートフォリオの準備をしましょう。
ポートフォリオはこれまでに自分がどんなことを学び、どんなスキルを得たのかなど自分の最大限の実力をアピールできるものです。
ポートフォリオは、企業側も合否の判断をつけることができないと言っても過言ではない重要な判断材料になります。
ポートフォリオの作成時には、これまでに受賞した経歴のほか、オリジナリティを出すようにしましょう。
自分にしか描くことができないものをアピールできれば、採用してもらえる近道となります。
イラストレーターとして会社で働くためには、求人情報を探すのも一つの方法です。
求人の内容は会社によって違いますが、イラストレーターを募集している会社はゲーム制作会社が多いと言われており、仕事内容はソーシャルゲームのカードイラスト制作などになります。
また、デザイン会社やスマートフォンアプリ制作会社、アニメ―ション制作会社などでもイラストレーターが多く活躍しています。
雇用形態は、正社員やフリーランスを対象とした業務委託など様々です。
他には、出版社や新聞社、広告会社にも多くの募集はありますが、正社員としての採用は難しく契約社員やフリーランスなど外部委託が増えています。
そして、最近需要があると言われているのが、テクニカルイラストレーターです。
コンピューターで設計・デザインをするCADを使って、立体状の製図をする仕事となります。
ポートフォリオは、自分の才能や個性を最大限に伝える重要なツールです。
企業が求めるスキルやジャンルに合わせた作品を選び、見やすく整理された形式で提出することで、好印象を獲得しましょう。
イラストレーターとして就職したい場合、以下のような種類の作品を用意しておくことをおすすめします。
ポートフォリオには、主力となるイラストだけでなく、キャラクター、背景、アイコンなど、複数のジャンルや技法を盛り込みましょう。
企業によって求められるテイストが異なるため、多様な作風やテーマを用意しておくことが重要です。
偏りなく掲載することで、幅広い案件に対応できる力をアピールしましょう。
ポートフォリオを作成する際には、次の3つのポイントを押さえてください。
ポートフォリオでは、内容はもちろんレイアウトが重要です。
余白を効果的に使うことで、作品一つひとつの印象を強められます
1ページに作品を詰め込みすぎてしまうと、見づらくなって強みが伝わりません。
ひと目で自分の得意分野やスタイルが伝わるよう、作品の並び順も工夫しましょう。
目次や見出しを活用し、全体の構成が直感的に把握できる設計にすることも重要です。
各イラストにはタイトルや制作意図、使用したツールなど、簡単な情報を添えましょう。
説明があることで意図や技術力が伝わりやすく、採用担当者へ効果的にアピールできます。
作品説明は200〜400字程度を目安に、端的にまとめておくと効果的です。
制作期間・担当範囲・成果なども記載すると、より具体的に実力を提示できるでしょう。
もっとも目を引くような自信のあるイラストは、1ページ目に持ってくることをおすすめします。
完成度の高い自信作を冒頭に配置することで、採用担当者の記憶に強く残るでしょう。
自身の成長や現在のスキルを強調したい場合は、制作年順で並べることで、変化を示すのも効果的です。
ストーリー性を出したい場合は、テーマやコンセプトごとに作品を分類する方法もおすすめします。
イラストレーターは専門学校や美術大学に通う方法もありますが、現在はオンラインでイラストのスキルを身に付けることができるサイトが多く存在しています。
そこで、イラストレーターのスキルが身に付くサイト3つと概要は以下の表の通りです。
| サイト名 | 受講料 | 特徴 |
|---|---|---|
| Udemy | ・1,500円~/月 |
・世界最大級のオンライン学習プラットホーム ・多様な学習オプション ・優れたコストパフォーマンス |
| パルミー | ・1か月プラン:12,000円/月 ・6か月プラン:9,800円/月 ・12か月プラン:7,900円/月 |
・7日間の無料お試し期間 ・235講座の中から選べる ・入学金・解約金なし |
| お絵かきムービー(クリエイターズアカデミー) | ・88万円 (入学金・6か月の受講料・教材費含む) |
・いつでも学べるオンラインの学習環境 ・毎日開催されるオンライン勉強会 ・参加者の90%以上が初心者からスタート |
Udemyは世界中の人がオンラインで学び教えることができる学習プラットフォームです。
自分の好きな時間に学習できるオンライン学習プラットフォームでWebライティング、SEO、Webデザイン、グラフィックデザイン、動画編集など185,000以上のコースを所持しています。
イラストレーターを学ぶことができるコースは複数に分かれて用意されており、無料で受講できるおすすめ講座は、以下の2コースです。
そして、初心者であれば、以下の4コースになります。
さらに、しっかり学びたい方向けは、以下2コースです。
上記のように、自分に合ったコースを選択することができ、受講料も1,000円代からと始めやすい価格設定になっています。
これだけのコストパフォーマンスでありながら、第一線で活躍している講師から教わることができますし、万が一不満があった場合などは返金保証もあります。
安心して受講できるスクールと言えるのではないでしょうか。
パルミーとは、いつでもどこでもスマホやPCからイラスト・マンガの描き方を学べるオンライン教室です。
顔や身体などキャラクターの描き方、背景やマンガのテクニックなど満載で、初心者から上級者まで絵のクオリティアップのサポートをしてくれます。
プランは1か月、6か月、12か月と3種類あり、専門学校や美術大学に通うことを考えるとかなり低価格でイラストを学ぶことができるということで、人気となっています。
長期プランを選択すると、プロによる添削・相談などの特典がついており、完全月額定額制なので、入学金・解約金などは一切かかりません。
また、わからないことはスタッフに質問できるなど初心者でも安心して利用することができます。
さらに、オンラインのため、スキマ時間があればいつでもどこでも学ぶことができるというのも大きな魅力と言えるでしょう。
お絵かきムービーは、手書きのイラスト風タッチで、人生ストーリーを訴求することで唯一無二のブランディングを生み出す動画です。
お絵かきムービーの制作者を養成するスクールがクリエイターズアカデミーになります。
参加者の90%以上が初心者からスタートで、主婦・副業から始める人も多数存在しています。
クリエイターズアカデミーでは、絵を描くスキルだけではなく、営業の方法までサポートしてくれるので、安心です。
実際にクリエイターズアカデミーを卒業して、お絵かきムービーで稼いでいる人の声もサイト内で紹介されているので、努力次第ではありますが、お仕事にしていけるのは大きな魅力と言えるでしょう。
一概にイラストレーターの会社と言っても様々な種類の企業が存在しています。
そこで、ここではイラストレーターの会社を種類別に紹介していきます。
大手ゲーム制作会社は、以下3社です。
ソニーグループは、ゲームブランド「Playstation」シリーズをはじめ、ゲームやネットワークサービス、音楽、映画など、幅広い事業を手掛けている企業です。
今後、ソニーグループはPC向け事業の強化を表明しており、2025年度までには、新作タイトルのほぼ半数をPC、モバイル向けのものにすると公表しています。
任天堂は、ゲーム機器やゲームソフトの開発、製造を行う企業です。
ポケモンシリーズやマリオシリーズをはじめ、多数の人気タイトルを世界中に展開しています。
今後は、switchの後継機にあたる最新ハードの開発を目指していることを公表しているため、注目が集まっています。
バンダイナムコHDは、ネットワークコンテンツや家庭用ゲーム、玩具などの開発、販売を行っている企業です。
今後の戦略として、メタバースを活用したファンとの関係構築を目指していると発表しています。
これら大手ゲーム制作会社にイラストレーターは必要不可欠です。
多数の求人を随時更新している会社もあるため、チェックしてみても良いでしょう。
デザイン会社は、以下3社です。
株式会社電通デジタルは、IT分野の国内大手として広く知られており、グループ全体の社会的信用も厚い企業です。
国内外900社以上のオフィスがあり、幅広い事業内容に挑戦できるため、IT分野で広く活躍したい方におすすめと言えます。
株式会社メンバーズは、従業員数およそ1500名、グループ全体では1万人にも登る大手web制作会社です。
有名企業のwebサイト制作やECサイトの制作基盤の開発を手掛けるなど、大手企業のwebデザインにも携わることができます。
株式会社博報堂プロダクツは、webサイトをはじめ幅広いIT分野に精通する制作会社です。
web制作におけるデザインスキルはもちろん、制作ノウハウを深く学びながら働けるでしょう。
アニメ制作会社は、以下3社です。
東映アニメーション株式会社は、アニメ制作会社の中でも最大手の企業です。
近年、親会社の東映株式会社の映画事業含め売上も好調であり、アニメ制作会社を志望する方に毎年人気となっています。
エイベックス株式会社は、従業員数が1,500名を超えるアニメ制作も手掛ける大手企業です。
事業としては、アニメ部門以外の音楽部門やデジタル事業にも力を入れています。
株式会社KADOKAWAは、アニメ部門はもちろん、幅広いエンターテイメント事業を展開しています。
昨今は、映像事業の売上が好調であり、業績拡大を続けている大手企業です。
また、KADOKAWAで言えば、人気アニメの「推しの子」が2023年に一世を風靡しました。
広告代理店は、以下3社です。
この3社はマンガ広告の実績が豊富な広告代理店と言われており、まず株式会社フーモアはマンガ広告だけではなくマンガ制作を手掛ける会社です。
HP掲載用、オウンドメディア用、チラシ用などそれぞれの用途に合わせたマンガ制作を行っています。
マンガを用いたランディングページの制作にも対応しています。
株式会社wwwaapはSNS上で人気のイラストレーターを中心としてSNSクリエイターのマネジメントやキャスティングを手掛ける会社です。
マンガ制作だけではなく、アニメーション動画やスタンプ、似顔絵、グッズデザインなども幅広く提供してきました。
これまでに大手通信会社やメーカーなど、業種を問わずさまざまな会社のマンガ広告に携わっています。
株式会社アトムストーリーは、パラパラ漫画制作が累計2000以上の実績を誇る会社です。
これまでに500社以上の取引実績があり、日本で一番売れているパラパラマンガ制作会社になりました。
コンテンツ制作だけではなく数字の最大化にも貢献しており、企画立案からコンテンツ制作・広告・SNS運用までワンストップの包括サポートが魅力です。
出版社・編集プロダクションは、以下3社です。
集英社は、1025年に小学館より趣味・娯楽性に重きを置く雑誌が集英社で発行されたことから始まりました。
特にマンガ部門に注力しており、2022年7月~9月までの少年向けコミック誌印刷証明付き発行部数では1位を獲得。
さらに「ワンピース」などを掲載する「少年ジャンプ」は少年向けコミック誌の中で群を抜いていることでも知られています。
他にも、女性誌、男性誌、芸能誌、文芸誌など趣味・娯楽に関する雑誌を幅広く展開していることも強みと言えるでしょう。
講談社は、創業110年の歴史を持ち、書籍から雑誌まで幅広く手掛ける老舗出版社です。
デジタル化にも注力しており、マーケティング事業も展開しています。
講談社のマンガやアニメなどを活動した事例を紹介する記事の配信など、マーケティング課題の解決に活用できるような情報も発信しています。
小学館は、小学生を対象として学年別学習雑誌から始まった総合出版社です。
1922年に創業し、2022年に100周年を迎えました。
現在は、幼稚誌、週刊誌、ファッション誌、ライフスタイル誌、コミック誌など幅広いジャンルの雑誌を発行。
書籍部門でも絵本や図鑑、辞典、百科事典、文芸書、実用書、電子書籍などを発行しており、子供から大人まで幅広い年代向けの出版物を刊行していますが、その歴史から現在でも児童向けの書籍に強みを持っているといえます。
イラストレーターの求人情報を調べる際には、一般的な就職エージェントサービスに加え、クリエイター向け転職エージェント、企業の採用ページなども活用すると効果的です。
さまざまな求人ルートを併用することで、より自分の得意分野に合った職場を見つけましょう。
リクナビやマイナビなどの大手就職エージェントは、ゲーム会社や制作スタジオなど、イラスト関連職を扱う企業も掲載しています。
就職エージェントであれば、キャリアアドバイザーのサポートを受けながら応募できるのがメリットです。
希望条件を伝えることで、自分に合ったイラスト関連職の求人を紹介してもらえます。
クリエイター専門の転職エージェントは、イラストレーターやデザイナーを対象とした案件を多く扱っています。
クリエイティブ業界特有の採用事情も理解しており、イラストレーターとして仕事をしたい人にはぴったりです。
ゲームやアニメ、広告など、自分の目指すジャンルに強いエージェントを選びましょう。
主なクリエイター系転職エージェントは次の5サービスです。
クリーク&リバー(CREATIVE VILLAGE)が運営するCREATIVE JOBは、クリエイティブ業界に特化した転職エージェントサービスです。
映像やゲーム、アミューズメント、広告など、幅広い分野の求人を掲載しています。
「未経験者歓迎」や「時短勤務可能」、「育児支援制度あり」など、ニーズに合わせた案件が揃っているのも魅力です。
デジタルスケープは、ゲームやWeb制作、映像分野に強い転職エージェントです。
創業より25年以上の実績を誇り、大手ゲーム企業との取引も少なくありません。
スキルや経験を踏まえた職種提案が特徴で、「ワークライフバランスを重視したい」「育児休暇を取りたい」といった細かなニーズにも対応しています。
シリコンスタジオエージェントは、ゲーム・映像業界専門の転職エージェントです。
1999年の設立以来、ゲーム・映像業界に特化して支援してきたため、業界について熟知しているほか、コネクションも強いことで知られています。
求職者のスキルやニーズに合わせて、適切なキャリアプランを提案してもらえるのが魅力です。
ワークポートは、総合型転職エージェントですが、クリエイティブ職にも力を入れています。
ゲームやWebデザイン関連の職種も豊富に掲載されており、これまでの転職支援実績は100万人以上を誇ります。
未経験からでもチャレンジしやすい求人が多く、専任コンシェルジュによる面接対策や書類添削、応募企業への推薦状作成など、サポートが充実しているのが魅力です。
マイナビクリエイターは、Web・ゲーム・デザイン職に強い転職エージェントです。
Web・ゲーム業界出身のキャリアアドバイザーが徹底的にサポートしてくれるのが魅力で、ポートフォリオの作成方法から二人三脚で支援します。
ポートフォリを作成支援も含めてサービスはすべて無料なので、「クリエイティブ業界に初めて挑戦する」という方でも、安心して転職活動を進められるでしょう。
ハローワークは、厚生労働省が運営する総合的雇用サービス機関です。
地域密着型の求人を中心に、中小企業やデザイン事務所など、エージェントには載っていない求人を見つけられる場合もあります。
地元で働きたい人にとくにおすすめのサービスです。
興味のある企業がある場合は、ホームページの採用情報を確認してみましょう。
多くの制作会社は、公式サイトで採用情報について発信しています。
中途採用や新卒向けの募集が随時更新されているので、こまめにチェックしておくとチャンスを逃しません。
もしも募集がされていたら、電話やメール、応募フォームなどから、早速連絡を取りましょう。
イラストレーターとなるのを目指して就活する場合、目安となる期間は数ヶ月以上です。
例えば、イラストレーターの関連職に転職するとなると、就活期間の目安は3~4ヶ月程度が一般的とされています。
働きながら活動する場合は1ヶ月に数社ずつ、合計で10~30社ほど応募する人が多いでしょう。
集中して応募しすぎてしまうと、提出書類やポートフォリオの質を保てない恐れがあるため、週に1〜2社程度に抑えておくことが重要です。
理想の職場で働くためにも、できる限り焦らず長期戦でのぞみましょう。
イラストレーター職で面接を受ける際には、次の4つのポイントを押さえておきましょう。
面接で使用するポートフォリオは、応募企業や職種のテイスト、媒体(書籍・ゲーム・広告など)に近い作例を中心に構成しましょう。
その企業で使われなさそうな作風をまとめてしまうと、「テイストが自社に合っていない」と判断されてしまいます。
また、掲載した案件について簡潔に説明できるように準備しておくと、面接もスムーズに進むでしょう。
面接で志望動機を述べる際には、その企業のどこに共感したか伝えるだけでなく、どんな課題にどう貢献できるか説明しましょう。
これまでの案件における成果を具体的なエピソードとして示し、企業が求める人物像と自分の強みがつながるようにアピールしてください。
企業に採用されるためには、技術力だけでなく、チームワーク力が問われます。
面接では、ディレクターやデザイナーとやり取りする際の工夫や、フィードバックの受け止め方と改善方法、トラブル時の報連相などの具体例を用意しておきましょう。
コミュニケーション力があり、チームで共同して働ける人材であると伝えることが重要です。
面接最後の逆質問では、「仕事の進め方」や「求められるテイスト・役割」など、実務に踏み込んだ質問を用意しておきましょう。
これにより、会社に対する理解を深めつつ、意欲があることもアピールできます。
例えば「複数のデザイナーとの協業が多いとのことですが、テイストのズレを防ぐための工夫や、業務フローについてお伺いしたいです。自分は○○のようなやり方で貢献できると思っています」のように、質問と自己PRをセットで話すと効果的です。
イラストレーターとして働くためには会社選びも重要です。
そこで何をポイントとして会社選びをすればいいのか、ここでは会社の選び方について紹介していきます。
会社を探すために、求人情報を見ることが多いと思います。
求人情報の見方と選び方のポイントは2つあります。
1つ目は、自分が希望するイラストを扱っているのかを見ることです。
企業に属して仕事をすると、仕事件数など安定はありますが、自身が望んでいないイラスト案件の担当になることもあります。
そのため、事前に自分が得意とするイラストを扱っている企業なのかを確認することが必要です。
しかし、自分の得意分野ばかりを担当できるとは限らないため、どんなイラストでも描けるスキルを持っていると就職先も広がるでしょう。
2つ目は残業時間です。
あってはならないのですが、企業の中にはブラック企業といわゆる残業代がつかない、有給が取れないなど不当に従業員を働かせている企業も残念ながらあります。
そうならないために、求人票に書いてある「固定残業代」というワードをチェックしておきましょう。
固定残業代とは決まった時間分の残業代が最初から給料に含まれていることです。
例えば月20時間の固定残業代(5万円)なら、その時間を超えない限り残業代は支払われないということになります。
固定残業代が設定されているからダメというわけではないですが、給料に加えてチェックしておくようにしてください。
イラストレーターの面接ではたいていポートフォリオの提出を求められます。
採用担当者はこのポートフォリオを見て、作品に関する質問します。
質問への回答は自身をアピールするチャンスです。
しっかり回答できるようにしておきましょう。
また、志望先の企業が出している作品や、コンセプトに合ったアートワークを入れておきましょう。
理由は企業とイメージがあまりにかけ離れた作品を提出しても興味を持たれない可能性があるためです。
また、他の人との差別化を図るためには、向上心が必須です。
どんなに素晴らしい作品を描いたとしても、向上心が無ければ採用担当者も不信に思ってしまうため、採用してもらえる可能性が低くなってしまいます。
自分がイラストレーターとしてどのように成長していきたいか、そのためにどんな努力をしているのかを存分にアピールしてください。
経験者として会社を選ぶ際は、以下の3点を重視すると良いでしょう。
最初に、実際に働いている人の話を聞き、自分の価値観と合うか確認します。
他にも、キャリアアップの機会やスキルアップのための研修制度が充実しているか確認しましょう。
さらに、残業時間や休暇取得のしやすさなど、長く働きやすい環境か確認することも必要です。
イラストレーターとして就職したい場合、どのようなスキルが必要なのか紹介します。
イラストレーターとして必須なのは、人物や物体を正確に観察し、形を捉えて描くデッサン力です。
クライアントの要望に沿った高品質な作品を提供するには、基礎的な技術を身につけなければなりません。
造形センスも磨き続ければ、表現力が高まり仕事の幅も広がります。
PhotoshopやIllustratorなど、業界標準のソフトは操作できるようにしておきましょう。
求人募集でも必須スキルとされているケースが多いので、基本操作だけでも学んでおくと安心です。
レイヤー管理やショートカットの活用など、作業効率を高める技術も身につけておくと現場で役に立ちます。
案件によってツールを使い分けられるとさらに強みになるでしょう。
イラストレーターとして活躍するには、クライアントやディレクターの要望、指示書の意図を正確に理解するスキルが求められます。
また、修正依頼があった際にもコミュニケーションを円滑にこなし、チーム制作でも柔軟に対応する力が欠かせません。
曖昧な要望を具体的なビジュアルに落とし込むための質問力や、進捗状況を適切に報告する習慣も重要です。
納期管理やスケジュール調整を含めた自己管理能力があることも、信頼されるイラストレーターの条件となります。
イラストレーターとして評価されるには、他者に埋もれない魅力や個性、表現力などが必要です。
案件内容やターゲットに合わせて幅広いテイストを描き分けたり、柔軟に提案する力も求められます。
トレンドや新しい技術を取り入れ、常に表現力を磨く姿勢が、プロとして活躍するために重要です。
イラストレーターとして頑張って行きたいという大きな希望を胸に就職活動している方は多くいると思います。
そこで重要なのがメリットばかりを見るのではなく、デメリットも知るということです。
ここでは、イラストレーター会社のメリット・デメリットを紹介していきます。
メリットの1つ目はフリーランスや副業ではないため、仕事を自分で取りにいかなくてもいいということです。
会社の他の社員が営業して仕事を貰ってきてくれるので、イラスト制作に集中できます。
2つ目は社会人としてのスキルが身に付くことです。
メールのビジネスマナーや取引先とのコミュニケーション方法など、フリーランスではなかなか身に付けることができない大事なスキルを身に付けることができます。
そのため、まずは会社員になって社会人スキルを身に付けてからフリーランスを目指す計画を立てている方も多いようです。
3つ目は福利厚生があることです。
企業に属している場合は各種手当、保険、育休だけでなくペンタブやPCなどの機材やジム用品も会社が支給してくれます。
自分で用意しなくても良いのは大きなメリットと言えるでしょう。
4つ目は毎月の収入が保証されている
フリーランスであれば毎月の収入に不安定さを感じる方も多いのですが、会社に属していれば毎月決まった給料が支給されるため、衣食住に困ることはありません。
また、ボーナスが出る可能性もあるため、貯金もできるでしょう。
デメリットの1つ目は、描きたくない絵を描くこともあるということです。
フリーランスであれば、自分の描きたい絵だけを選んで仕事を受けることもできますが、会社となるとそうもいきませんし、中には自分の不得意分野もあるでしょう。
それでも仕事だと割り切って描かなければいけない可能性もあります。
2つ目は、拘束時間が長くなる可能性がある点です。
正社員であれば8時間+休憩時間が通常の就業時間となりますが、イラストレーターの場合、そこからさらに残業がある可能性が高いでしょう。
会社によってはテレワークが導入されている場合もありますが、それでも会社に属している限り好きなタイミングで休憩時間を取ることは難しいといえます。
3つ目は、人間関係です。
会社にいる間は、会社の人とのコミュニケーションを取ることが多くあります。
中には苦手だな思う方もいると思うので、人と関わることが苦手な方にはデメリットとなるでしょう。
フリーランスの違いは先ほど紹介しましたが、より詳しく解説していきます。
まず大きく違うのは給料体系です。
会社に所属しているイラストレーターは正社員や契約社員などで違ってきますが、毎月決まった給料をもらうことができます。
安定していることから、生活設計も立てやすいですし、信用力もあるためローンも組みやすくなります。
一方、フリーランスの場合は個人事業主になるため、毎月の給料はクライアントの仕事依頼によって変わってきます。
そのため、毎月の給料にバラつきがあり不安定と言えるでしょう。
複数のクライアントを持つことで安定してきますが、自分で営業をかけないと行けない分なかなか難しいものです。
まずは会社員のイラストレーターとして有名になり、名前を売った後でフリーランスになるという手もあります。
2つ目の違いは社会保障です。
会社員は厚生年金として会社に半分支払ってもらっていますが、フリーランスは国民年金になるため全額自分で支払うことになります。
であるにも関わらず、年金としてもらえるのは厚生年金の方が高いため、老後を考えると会社に属する方が有利と言えるでしょう。
3つ目は仕事内容です。
同じ職種の仕事のため会社員でもフリーランスでも変わらないと思っている方も多いと思いますが、実際は全然違います。
フリーランスのイラストレーターは自分の得意分野や好きな仕事を選ぶことが可能ですが、逆に言えば得意分野がずば抜けて優秀でなければいけません。
それに対し、会社員では自分の得意分野はもちろん、ある程度全般的な仕事ができなければならず、仕事を選ぶことは難しいといえます。
そう考えると「フリー」というだけあり、フリーランスでイラストレーターをする方が自由度の高い仕事内容と言えるのではないでしょうか。
最後は将来性です。
会社員の将来性は会社次第なのですが、フリーランスの場合は自分次第になります。
また、会社員であれば定年はありますが、フリーランスは定年がありません。
イラストレーターという仕事自体にも定年はないため、会社の定年を迎えてからフリーランスになるという方法も考えられるのではないでしょうか。
イラストレーターとして会社に就職した後、見込めるキャリアパスはあるのでしょうか。
ここでは、就職後のキャリアパスについて紹介していきます。
キャリアアップの手段としてはデジタルスキルを使いこなすことや、アートディレクターへの転向です。
最近のイラストレーターは、デザインソフトを使いこなすデジタルスキルを持っていることが多い傾向にあります。
そのため、イラストレーターでありながら、グラフィックデザインをしている人もおり、レイアウトとイラスト、それぞれ自身の作品でデザインすることもあります。
さまざまな専用ソフトを使うことができれば、イラストだけにこだわらず、webデザインやロゴデザイン、キャラクターデザインなどにチャレンジすることも可能です。
また、アートディレクターへの転向もスキルアップの1つの手段として考えられます。
アートディレクターとは、広告やwebサイト・ポスター・パッケージなどを制作するプロジェクトチームの責任者です。
主にクライアントにヒアリングを行い、プロジェクト全体のコンセプトに沿って指揮を取ることが仕事内容になります。
デザイナーやコピーライター、カメラマン、イラストレーターなど各デザイン―のディレクションやマネジメントを行うといった要素が強いといえるでしょう。
実際に描く作業はないですが、それまでに培ってきたセンスやスキル、経験を活かせる仕事と考えられます。
マネジメントスキルに加え、コミュニケーションスキルも求められますが、広告代理店やデザイン事務所・出版社などで働いた実績があれば転向することも可能です。
アートディレクターとして活躍できれば、大幅な収入アップが見込めるでしょう。
海外でのチャレンジもキャリアパスとしては魅力的なものと言えます。
就職後、ある程度安定することができれば海外へ向けて自分をアピールしていくのもいいかもしれません。
しかし、ここで重要なのが自分でクライアントを探すのが難しいため、海外エージェントを利用することです。
海外エージェントを利用し、自分とクライアントを結んでもらい、それができればポートフォリオをどんどんアピールしてください。
その結果、海外で絵本を出版できたという方も実際にいます。
その場合、実際に海外に移住する方法もありますが、日本にいながらリモートでやりとりすることもできます。
日本でも海外でも活躍することができるイラストレーターになれば、おのずと世界中で活躍できるイラストレーターになれるかもしれません。
最後は、フリーランスへの移行です。
安定して仕事をしたいという方はそのまま会社に属してイラストレーターとするのもありですが、フリーランスへ移行すれば、さらに活躍できる場が広がる可能性があります。
しかし、活躍し続けるためにはデジタルツールを使いこなす力やデザインスキル、コミュニケーション力、ヒアリング力、自己管理力、市場分析力や開拓力などのスキルが必要です。
上記スキルを使いこなすことができ、さらに企業で所属していた時に知名度をあげることができていたのであれば、フリーに移行しても十分活躍し続けることができるでしょう。
イラストレーターとして会社に就職することについてよくある質問をまとめました。
おっしゃる通り、イラストレーターは企業の仕事内容に問わず、求人募集自体が少ない職業です。
さらに、即戦力として大きな実績や経験がある方が優遇されるという傾向があるため、就職を考えている方はスキルや技術を十分に持っておくことで就職できる可能性も高まります。
イラストレータに向いている人の特徴としては、当然絵を描くことが好きな人が挙げられるでしょう。
その他にはプレッシャーに強い人や新しいことへの挑戦が好きな人、コミュニケーション能力が高い人などもイラストレーターに向いているといえます。
企業に属している場合は安定していると言えます。
しかし、フリーの場合は仕事の数で毎月の給料は変動するため、安定しているとはいえないでしょう。
そのため、企業に属しある程度のスキルや知識を身に付け、イラストレーターとして知名度を上げた後にフリーに移行することで安定を得ることができます。
今回は、イラストレーターとして会社に就職する方法や未経験からでも就職できるのかについて、次のポイントを中心に紹介してきました。
未経験から就職できる可能性はゼロではないものの、なかなかハードルが高い場合もあるため、できるだけ即戦力に近い力をつけるようにしておきましょう。
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