更新日:2026.10.20
副業の始め方とは?初心者向けにおすすめの仕事と注意点を解説
「副業を始めたいけれど、何をしたらいいかわからない…」と、副業の始め方で悩んでいませんか?
近年は収入アップや将来への備えとして、副業を始める方が増えています。
しかし、いざ副業を始めようと思っても「自分には副業ができるようなスキルがない」「会社にバレない?」と、不安を感じる方も多いでしょう。
そこで本記事では、副業の始め方を初心者向けにわかりやすく解説します。
- 初心者におすすめの副業
- 自分に合った副業の選び方
- 副業を始める際の注意点
なども詳しく紹介するので、「これから副業を始めたい」と考えている方はぜひ参考にしてください。
副業の始め方を初心者向けに5ステップで解説

初心者が副業を始めるなら、以下の流れに沿って進めるのがおすすめです。
- ステップ1:副業の目的・目標金額を決める
- ステップ2:副業に使える時間を確保する
- ステップ3:自分に合った副業を選ぶ
- ステップ4:副業サイトに登録して仕事を探す
- ステップ5:小さな仕事から初めて実績を積む
ハードルをひとつずつクリアしていく意識を持ち、着実にステップアップしましょう。
それぞれのステップについて、具体的に解説します。
①副業の目的・目標金額を決める
副業を始める際には、まず目的や目標金額を決めることが重要です。
目的が曖昧なままで副業を始めると、「思っていた働き方と違った」「モチベーションが続かない」などと感じてしまうことがあります。
一方、あらかじめ目的を明確にしておくことで、自分に合った副業を選びやすくなります。
副業をする目的は人それぞれですが、例えば以下の通りです。
- 毎月の収入を増やしたい
- 将来的に独立してフリーランスを目指したい
- スキルアップにつながる経験を積みたい
- 趣味や得意なことを仕事にしたい
副業の目的が収入アップなのであれば、目標金額を具体的に決めておきましょう。
例えば、副業で毎月3万円の収入を得ることを目標にするとします。月に稼働できる時間が20時間の場合、必要な時給は1,500円です。
「必要な時給を稼げる仕事」という条件が加わることで、自分に合う副業を探しやすくなります。
②副業に使える時間を確保する
副業をするには時間が必要不可欠なため、あらかじめ確保しておきましょう。
副業に使える時間は多ければ多いほど、より早く成長できるうえに稼ぎやすくなります。また、副業に使える時間が明確だと、自分に合う仕事を選びやすくなるでしょう。
ただし、無茶なスケジュールを想定するのは危険です。
副業を始めると、休日のほとんどや深夜帯に仕事を行ってしまい、休みを確保できなくなるセルフブラック状態に陥る方は少なくありません。その結果、体調を崩したり本業に悪影響を及ぼしたりする可能性があります。
平日の夜に1~2時間だけ・通勤時間や隙間時間を使うなど、自分が無理なく継続的に使える時間を整理したうえで、副業に充てる時間として確保しましょう。
③自分に合った副業を選ぶ
副業の目的・目標金額を決めて時間を確保したら、それに合う副業を選びます。
例えば、隙間時間にコツコツ稼ぐならアンケートモニターやポイ活、まとまった時間を確保できるならスキルが必要なWebライティングや動画編集など。
「副業で稼ぐ」ことを第一に考えるなら、すでにある程度のスキルや経験がある分野に挑戦するほうが稼ぎやすいといえます。
しかし、興味があってスキルや経験を積みたい場合には、未経験の分野に挑戦するのも良いでしょう。興味があれば、仕事や成長へのモチベーションを維持しやすいからです。
- 目的
- 目標金額
- 充てられる時間
- どんな仕事をしたいか
これらの要素を総合的に加味しながら、自分に合う副業を選んでみましょう。
④副業サイトに登録して仕事を探す
どんな副業をするか決めたら、仕事を探すためのサイトに登録しましょう。副業の仕方はさまざまですが、多くの場合は案件を探せるプラットフォームを活用します。
初心者であれば、実績がなくても案件を受注しやすいクラウドソーシングサイトを使うのがおすすめです。
主なクラウドソーシングサイトの特徴などは以下の通りです。
| サービス名 | 特徴 | 主な案件ジャンル | 手数料 |
|---|---|---|---|
| クラウドワークス | 国内最大級。案件数が非常に多く初心者向け案件も豊富 | ・ライティング ・動画編集 ・デザイン ・データ入力 ・プログラミングなど |
5〜20% |
| ランサーズ | 高単価案件や継続案件が比較的多い | ・Web制作 ・マーケティング ・ライティング ・デザインなど |
16.5% |
| ココナラ | 自分のスキルを出品できる | ・イラスト ・占い ・相談・コンサル ・デザイン ・SNS運用など |
22% |
上記のクラウドソーシングサイトに共通する特徴は、仕事のジャンルと難易度の幅が広いことです。
⑤小さな仕事から始めて実績を積む
副業初心者の場合、まずは小さな仕事から挑戦して実績を積むのがおすすめです。
はじめから高単価の案件ばかりを狙っても実績不足で採用されにくく、上手く稼げない可能性が高いからです。その結果、モチベーションが低下して副業を継続できなくなるかもしれません。
以下に、初心者でも取り組みやすい小さな仕事の例をまとめました。
- 文字単価の低いライティング案件
- 短尺動画の編集
- SNSの投稿文の作成
- データ入力
- 簡単な画像制作
はじめのうちは稼ぐことよりも、案件の受注から完了までの流れやクライアント対応に慣れることを意識しましょう。
また、副業では実績とともにクライアントからの評価も非常に重要です。高評価を得るためには、小さな案件でも丁寧に対応することが大切です。実績と高評価が増えれば次の案件受注につながり、次第に高単価の案件も獲得できるようになるでしょう。
初心者におすすめの副業15選
ここからは、初心者におすすめの15個の副業を以下のジャンルに分けて紹介します。
- 未経験でも始めやすい副業
- 在宅でできるスキルアップ系副業
未経験でもはじめやすく、なかにはスマホ1台でできる仕事もあります。ぜひ、自分に合う副業を探す参考にしてください。
未経験でも始めやすい副業

アンケートモニター
アンケートモニターは、企業から配信されるアンケートに回答して報酬を得る副業です。
特別なスキルが必要なく、スマホだけで始められるため、副業初心者に人気があります。隙間時間を活用しやすく、通勤時間や休憩時間取り組める点も特徴です。
案件内容はさまざまですが、主に以下の通りです。
- 商品アンケート
- 座談会
- 市場調査
- Webアンケート
報酬目安はWebアンケートなら1件数円~数百円程度、座談会やインタビュー形式の案件では3,000円~10,000円程度になることもあります。
アンケートモニターサイト「D style web」によると、稼げるポイントの目安は2~3分の所要時間で約2円~3円相当、10分程度の所要時間で約50円~150円相当とされています。
大きく稼げる副業とはいえませんが、「まずは副業を体験してみたい」という方には始めやすい仕事としておすすめです。
ポイントサイト(ポイ活)
ポイ活は広告利用やアプリダウンロード、クレジットカード発行などでポイントを貯める副業です。
貯めたポイントは現金や電子マネーに交換できます。報酬目安は月数百円~5千円程度が一般的ですが、高単価案件を活用すると月1万円以上を目指せるケースもあります。

ポイントサイトとして有名なモッピーを見ると、公式SNSのフォローで10ポイント、アンケート回答で500ポイントなど、案件によって獲得できるポイントに幅があることがわかります。
特別なスキルが不要なため、「副業初心者」「スマホ副業を探している方」に向いています。
フリマアプリでの不用品販売
不要になった物を販売するフリマアプリ副業も、初心者に人気があります。洋服・本・家電・コスメ・ゲームなど、自宅にある不用品を販売するだけで収益化が可能です。
販売場所となるサービスとして代表的なのは、メルカリやラクマなどです。
報酬目安は販売する商品によって異なりますが、月5千円~3万円程度を目指す方が多いでしょう。参考として、メルカリが2018年にユーザー約250万人に行った動向調査によると、1人あたりの月間売上額が約17,000円と発表されています。
また、不用品販売に慣れてきたら、せどりやハンドメイド販売、海外輸出販売などへ発展させる方もいます。
初期費用をかけずに始めやすいことから、「まずはお金をかけずに副業したい」という方におすすめです。
文字起こし・データ入力
文字起こしやデータ入力は、パソコンがあれば始めやすい定番の副業です。
文字起こしは会議・インタビュー・YouTube動画などの音声データや動画の内容をテキスト化する仕事、データ入力は指定された情報を指定のフォーマットでパソコン入力していく仕事です。
報酬目安は以下の通りです。
- データ入力:完全出来高制で1件数十円~数百円
- 文字起こし:1時間の音声1件あたり3,000円~10,000円前後
タイピングが得意な方や、作業をコツコツ進めていくことが好きな方に向いています。ただし、単価が低い案件も多いため、効率よく作業できるかどうかが肝心です。
美容モニター
美容モニターはエステや化粧品、美容サービスなどを体験し、アンケートや感想を提出して報酬を得る副業です。
案件内容は以下のようなものが中心です
- エステ体験
- 脱毛体験
- 化粧品レビュー
- サプリメント体験
報酬目安は1件500円~5,000円程度が一般的で、サービス料金が実質無料になる案件もあります。美容モニターサイトのビサーチやリアルフェイスによると、1件1,000円~5,000円程度の案件が多いとされています。
特に女性向けの副業として人気があり、「美容代を節約しながら副収入も得たい」という方に向いているといえます。
ただし、案件によっては来店やアンケートの提出といった条件があるため、内容を確認したうえで応募しましょう。
在宅でできる!スキルアップ系

Webライティング
Webライティングは、Web上のさまざまな文章を執筆する副業です。初心者向けの案件も多く、未経験から始めやすい副業として人気があります。
執筆する内容は案件によってさまざまですが、代表例は以下の通りです。
- SEO記事
- コラム
- 体験談
- 商品レビュー
- 取材記事
- SNSの投稿文
- 動画台本
報酬目安は初心者だと文字単価0.5円~1円前後が一般的ですが、実績を積むと文字単価3円~5円以上を目指せるケースもあります。
実際に、クラウドワークスでは以下のようなライティング案件が募集されており、案件の難易度によって文字単価には変動があることがわかります。


文章を書くことが好きな方や、在宅でコツコツ働きたい方に向いている副業です。
Webデザイン
Webデザインは、バナーやホームページのデザイン制作を行う副業です。
デザインスキルを身につける必要はありますが、在宅で働きやすく、特に女性に人気があります。
主な仕事内容は以下の通りです。
- バナー制作
- LP(ランディングページ)制作
- Webサイトデザイン
- SNS用画像制作
初心者向けの案件としてバナー制作を例にすると、報酬目安は3,000円~10,000円ほどになります。
実際にココナラで募集されているバナー制作案件を見てみると、5,000円~10,000円ほどの案件が多い印象です。

LP制作やWebサイトのデザインなど、難易度が高い案件になると、報酬目安は3万円~20万円程度になります。
ポートフォリオの質によって案件の獲得率が大きく変わるため、実績作りが重要です。
動画編集
動画編集は、YouTubeやSNS向けの動画を編集する副業です。
近年は動画市場が拡大しており、初心者向けの案件も増えています。
仕事内容は動画のカット編集やテロップ挿入、BGM・効果音の追加などです。
報酬目安は初心者向けのショート動画であれば1本3,000円~10,000円ほど、YouTubeなどの横動画の編集であれば1本5,000円~30.000円前後となります。
実際にココナラの動画編集案件を見ると、ショート動画は3,000円~5,000円前後、横動画は10,000円~15,000円程度がひとつの相場といえそうです。

動画編集ソフトの操作を覚え、編集スキルを磨く必要はありますが、継続案件につながりやすい副業として人気があります。
プログラミング
プログラミングは、Webサイト制作やシステム開発を行う副業です。
学習コストは高めですが、高単価案件を受注しやすく、将来的にフリーランスとして独立を目指す方にも人気があります。
主な仕事内容は以下の通りです。
- Webサイト制作
- アプリ開発
- WordPress構築
- システム開発
報酬目安は案件の種類や難易度によって幅が広いですが、簡単なWordPressのカスタマイズであれば3,000円~15,000円前後、ゼロからWebサイトを構築する場合は5万円~50万円前後になるケースもあります。
実際にココナラで募集されている案件を見ても、Webサイトの簡単な修正・カスタマイズは3,000円~10,000円が相場といえます。

システムやアプリを開発する案件だと1件数十万円となることも多く、スキルや実績次第で大きく収入を伸ばしやすい副業です。
SNS運用代行
SNS運用代行は、企業や個人に代わってSNSアカウント運用する副業です。
InstagramやTikTok、XなどSNSが集客ツールになっている昨今、需要が高まっています。
仕事内容は、画像編集やハッシュタグの選定などを含む投稿の作成のほか、コメント返信やアカウントの数値分析なども任されることがあります。
報酬目安は月1万円~10万円程度が一般的で、フォロワー数や運用実績によって単価が上がりやすいのが特徴です。
ココナラでSNS運用代行の募集を見ると、以下のように報酬には幅があり、実績やスキルによって変動しやすい副業であることがわかります。

ある程度安定した副業収入を得るためには、プライベートでSNS発信をしている程度ではなく、アルゴリズムに関する専門知識やフォロワー数・アカウント運用の実績が必要になります。
翻訳
翻訳は、語学スキルを活かして文章を訳す副業です。
近年は英語だけではなく、中国語や韓国語などの需要も高まっています。
翻訳するものはWeb記事・動画字幕・商品説明文などさまざまですが、論文や業界用語が多用されたビジネス文書など、専門的なジャンルになるほど報酬は上がる傾向にあります。
また、安定した需要はないかもしれませんが、マイナーな言語の翻訳も報酬が高めに設定されることが多いです。
報酬目安は1文字3円~10円前後、案件単価は1,000円~3,000円ほどがボリュームゾーンといえます。
語学スキルがあり、在宅で働きたい方におすすめです。
オンライン秘書
オンライン秘書は、企業や個人事業主の事務作業をサポートする副業です。
仕事内容としては、以下の通りです。
- メール対応
- スケジュール管理
- 資料作成
- データ入力
- カスタマー対応
報酬目安は、未経験で初歩的な業務であれば時給1,000円前後、英語対応・経理サポートなど専門スキルが必要な場合は時給2,000円以上となることもあります。
例としてクラウドワークスで募集されている、初心者向けのオンライン秘書案件を見ると、時給1,000円~1,500円でした。

事務経験がある方や、サポート業務が得意な方に向いています。
ECサイト運営
ECサイト運営は、ネットショップを運営して商品販売を行う副業です。
近年では、個人でも簡単にネットショップを開設できるサービスが増えており、在宅で始めやすい副業として人気があります。
例えば、BASE や STORES、Shopifyなどを利用すれば、個人でも比較的簡単にネットショップを開設できます。
主な仕事内容は以下の通りです。
- 商品登録
- 発送対応
- SNS集客
- 在庫管理
上記だけを見ると簡単そうに思えますが、安定して稼ぐためには商品リサーチ・SNS集客・顧客対応・ユーザー体験向上の施策など、専門的な知識やスキルが必要です。
報酬目安は利益率や販売数などによって異なりますが、月数万円~数十万円を稼ぐ方は少なくありません。
ECサイト運営は、ハンドメイド作品などのオリジナル商品を販売したい方にもおすすめです。
ナレーション・声優
ナレーション・声優は、自分の声を活かして収益化する副業です。
近年はYouTube広告や企業動画の需要の高まりにより、在宅案件も増えています。
仕事内容は案件によってさまざまですが、主に以下の通りです。
- YouTubeナレーション
- CM音声
- 企業PR動画
- キャラクターボイス
報酬目安は、短尺ナレーションの場合で1,000円~5,000円ほどです。
実際にココナラで募集されているナレーション案件を見ると、2,000円~3,000円がボリュームゾーンといえます。

声に自信があり、自宅で録音環境を整えられる方に向いています。
お絵かきクリエイター

「お絵かきクリエイター®」とは、「お絵かきムービー®」(※)を制作するクリエイターを指します。
「お絵かきムービー®」には、以下のような特徴があります。
- YouTuberサム・ペッパーの「Draw My Life」から着想を得て生まれた動画手法
- ホワイトボードなどに手書きしながら、企業やサービスの魅力を発信する
絵を描くのが好きな方、人々の心に届く動画を作りたい方などが「好き」を活かせる仕事でもあります。
報酬目安は「お絵かきムービー®」1件で30万円~となっており、努力次第で安定した収入を目指すことが可能です。
「クリエイターズアカデミー」に入って動画制作方法などを学び、試験に合格すると「お絵かきクリエイター®」になれるので、気になる方はまずオンライン体験に参加してみましょう!
お絵かきクリエイターのお仕事に興味がある方は、無料体験のワークショップも実施されていますので、以下のメルマガに登録して詳細をチェックしてみてください。
自分に合った副業の選び方

以下の4点に注意して、自分に合った副業を選びましょう。
- 初期費用が少ない副業を選ぶ
- 自分の得意なことや興味から選ぶ
- 生活スタイルに合った副業を選ぶ
- 将来的に収入を増やせる副業を選ぶ
それぞれの選び方について、具体的に解説します。
初期費用が少ない副業を選ぶ
自分にあった副業を選ぶためには、初期費用が少ないものを優先的に候補に入れましょう。
初期費用をかけずに始めることで、「思っていた副業と違う」と感じたときに方向転換がしやすくなるからです。回り道に思うかもしれませんが、結果的に自分に合う副業を見つけやすくなります。
副業の種類によっては、初期費用をほとんどかけずに始められるものがあります。
例えば、以下の副業はスマホやパソコンがあれば始めやすく、多くの初期費用は必要ありません。
- アンケートモニター
- ポイントサイト(ポイ活)
- Webライティング
- データ入力
- フリマアプリ販売
一方、Webデザインや動画編集、プログラミングなどの副業はソフト代や学習費用が必要になる場合があります。
なお、これらの副業を始める場合でも、最初から高額なスクールや機材を購入する必要はありません。まずは無料サービスや初心者向けの案件を活用し、小さく始めることを意識しましょう。
自分の得意なことや興味から選ぶ
得意なことや興味のある分野から選ぶことも、副業探しをするうえで重要です。
得意なこと、つまりはスキルや経験がある副業であれば、初期段階から質の高い仕事をクライアントに提供できます。その結果、収益化や実績などの成果につながりやすいです。また、作業の効率化もしやすいでしょう。
未経験の副業に挑戦する場合でも、興味があればモチベーションを維持しながら仕事ができます。継続や成長もしやすく、結果的に早く成果を出すための近道になるでしょう。
生活スタイルに合った副業を選ぶ
副業を選ぶ際は、本業や日常生活に無理なく組み込める仕事を選ぶことが大切です。
まずは、通勤時間や本業の休憩時間、就寝前など、副業に使える時間と作業時間を確認しましょう。そのうえで、確保できる時間や自分の体力に合った副業を選ぶのがおすすめです。
例えば、まとまった時間を確保しにくい人には、隙間時間に取り組めるアンケートモニターやポイ活などが向いています。一方、平日の夜や休日に数時間確保できる人なら、Webライティングや動画編集なども選択肢になるでしょう。
副業のために生活を大きく変えるのではなく、今の生活リズムに合った働き方を選ぶことで、無理なく継続しやすくなります。
将来的に収入を増やせる副業を選ぶ
「月10万円以上のまとまった金額を稼ぎたい」「将来的に独立してフリーランスになりたい」と考えている方は、将来的に収入を増やせる副業を選ぶのがおすすめです。
以下の副業はスキルが必要ですが、将来的に収入を増やせる可能性があります。
- Webライティング
- Webデザイン
- 動画編集
- プログラミング
- お絵かきクリエイター
実績を積みながらスキルアップすれば、高単価の案件も狙える副業です。また、時間あたりに稼げる金額も増えるでしょう。
一方、アンケートモニターやポイ活などは特別なスキルが必要なく、初心者でも始めやすい副業です。しかし、稼働時間を増やす以外に収入を増やすのは難しいといえます。
長期的に副業をするなら、成長次第で収入を増やせる仕事を選ぶと良いでしょう。
副業を始める前に確認しておきたいこと

副業を始める前に、以下のことを確認しておきましょう。
- 会社の就業規則で副業が認められているか
- 副業に必要な道具や初期費用
- 副業に使える時間と本業への影響
具体的に解説していきます。
会社の就業規則で副業が認められているか
トラブルを防止するために、事前に本業の就業規則や雇用契約書で副業が許可されているかどうか確認しておきましょう。書面での確認が難しければ、上司や人事部に口頭で確認するのも方法のひとつです。
昨今は副業を容認している会社が増えていますが、なかには禁止にしているケースもあります。禁止の会社で副業していることが発覚すると、口頭注意・減給・降格などのペナルティを課せられることがあるため、必ず確認しましょう。
なお、会社によっては副業を全面的に禁止していないものの、競業する事業に関するものは禁止していたり、事前許可制にしていたりすることもあります。そのため、細部まで確認することをおすすめします。
副業に必要な道具や初期費用
副業に必要な道具や初期費用を確認しておくことも忘れないでください。
以下の副業は初期費用がほとんどかからず、スマホのみで仕事ができます。
- アンケートモニター
- ポイントサイト(ポイ活)
- フリマアプリでの不用品販売
- 美容モニター
一方、例えば動画編集ではパソコンや専用ソフトなどが必要です。もちろん、それらを用意するには費用がかかります。
いざ副業を始めるにあたって、思わぬ出費にならないように事前に確認しておきましょう。
副業に使える時間と本業への影響
副業にどれだけの時間を使えるのか、さらには副業をすることによる本業への影響についても確認しておきましょう。
アンケートモニター・ポイ活・フリマアプリ販売などは1日30分~1時間程度でも取り組めるため、通勤時間や休憩時間などの隙間時間を活用できるでしょう。
一方、Webライティング・動画編集・プログラミング・SNS運用代行などはある程度まとまった時間が必要になるケースが多いです。
副業に使える時間を考える際は無理をせず、継続できるかどうかを重視することが重要です。
副業に投下する時間が多すぎると本業に影響し、両立が難しくなる場合もあります。本業に支障をきたさないように、副業以外の部分への影響も事前に確認しておきましょう。
副業を始める際の注意点

副業を始める際は、以下の4点に注意しておきましょう。
- 高額な初期費用や副業詐欺に注意する
- 本業やプライベートとのバランスを保つ
- 副業の収入・経費を記録しておく
- 確定申告や住民税の申告が必要か確認する
それぞれについて、具体的に解説します
高額な初期費用や副業詐欺に注意する
副業を始める際には、初期費用と詐欺案件に注意してください。
副業の種類によっては、機材や専用ソフトの用意などに初期費用がかかることがあります。しかし、あまりにも高額な初期費用が発生する場合には注意が必要です。
副業で初期費用を必ず回収できるとは言い切れませんし、仕事を変える場合にはその費用が無駄になってしまう可能性もあります。金銭的リスクを防ぐためにも、初期費用は可能な限り抑えましょう。
また、副業を探していると、悪質な業者が詐欺に誘ってくるケースもあります。
お金を支払った途端に音信不通になる、成果物を納品したのに報酬が支払われないなど、手口は多様化かつ巧妙化しています。また、簡単な仕事や短期間の仕事で高収入が得られるといった案件は、詐欺の可能性が高いです。
安易に判断や契約をせず、注意深く検討することが詐欺から身を守るための手段になります。
本業やプライベートとのバランスを保つ
本業やプライベートと、副業とのバランスを保てるように注意することも大事な注意点のひとつです。
案件の状況などによっては、つい長時間取り組んでしまうこともあるでしょう。結果的に休日のほとんどを副業に費やしたり、夜遅くまで作業して翌日の本業に影響したりするケースもあります。
この状態を続けると心身に不調が起きたり、本業が疎かになったりする可能性があります。そのため、副業をするなら本業とプライベートとのバランスを保つように意識しましょう。
つい没頭してしまう方は、タイマーなどで副業に取り組む時間に上限を設定し、「これ以上は働かない」と決めるのもおすすめです。
副業の収入・経費を記録しておく
副業の収入・経費の記録はしっかりと残しておきましょう。副業の収入額次第では、確定申告をする必要があるからです。
確定申告には帳簿が必要不可欠ですが、収入や経費の記録がないと帳簿の入力が困難になります。帳簿の入力ができなければ、所得の計算ができずに確定申告のための書類を作成できません。
確定申告や住民税の申告が必要か確認する
副業をするなら、確定申告と住民税の申告が必要か必ず確認してください。
確定申告とは1月1日~12月31日までの1年間の所得と、その所得にかかる所得税を計算し、税務署に申告・納税する手続きのことです。所得とは、収入から必要経費を差し引いた金額を指します。
会社員は年末調整をするケースが多く、確定申告が必要ない方は少なくありません。しかし、副業で20万円を超える所得がある場合には確定申告が必要になります。
なお、副業所得が20万円以下であっても、医療費控除を利用する場合は確定申告が必要です。また、副業収入が源泉徴収されているのであれば、基本的に確定申告をしたほうがお得になります。
副業収入がある状態で確定申告をしていない場合は、1月1日時点で住所がある市区町村へ住民税の申告をしなければいけません。なお、確定申告をしていれば、住民税の申告は必要ありません。
確定申告や住民税の申告が必要かどうかは人によって異なりますが、脱税になってしまわないようにしっかりと確認しておきましょう。
※参考:国税庁「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」
副業の始め方に関するよくある質問
ここからは副業の始め方に関して、以下のよくある質問について解説します。
- 副業は何から始めるのがおすすめ?
- 副業初心者は月いくら稼げる?
- 副業で月5万円稼ぐにはどのくらいの時間が必要?
- 副業で確定申告が必要になるのはいつ?
- 副業を始めるのに開業届は必要?
- スキルなし・未経験でも副業は始められる?
それぞれ、ひとつずつ解説します。
副業は何から始めるのがおすすめ?
モチベーションを維持しやすいことから、興味がある分野の副業を始めるのがおすすめです。また、スキルや経験がある副業を選ぶと、実績や収益などの成果を出しやすいでしょう。
初心者が始めるのであれば、以下の副業がおすすめです。
- アンケートモニター
- ポイントサイト(ポイ活)
- フリマアプリでの不用品販売
- 美容モニター
これらの副業は初期費用がほとんどかからず、スマホのみで始められます。そのため、副業初心者でも始めやすい副業です。
副業初心者は月いくら稼げる?
独立行政法人の労働政策研究・研修機構が2022年に実施した調査によると、1ヶ月あたりの副業収入の分布は5万円以上10万円未満が30%で最も多く、次いで10万円以上15万円未満が13.2%となっています。なお、平均値は約9万円で中央値は5万円です。
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引用元:副業者の就労に関する調査
引用元:副業者の就労に関する調査
ただし、これらは副業経験者全体のデータであり、初心者だけを対象としたものではありません。そのため、副業を始めたばかりの人が、すぐに月5万円以上を稼げるとは限らない点に注意が必要です。
例えば、Webライティング初心者の文字単価は1円前後が相場です。初心者~中級者は1時間の執筆文字数が1,000文字程度とされているため、1時間に1,000円稼げることになります。平日5日に1時間ずつ、月に20時間を副業に充てられるとしたら、月に2万円を稼げるといえます。
副業初心者が稼げる金額は、仕事内容や経験、作業時間などによって異なります。初心者の場合は、まず月1万円などの達成しやすい金額を目標に設定し、経験を積みながら徐々に収入アップを目指すとよいでしょう。
※参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「副業者の就労に関する調査」
副業で月5万円稼ぐにはどのくらいの時間が必要?
Webライティングの副業で1時間に1,000円稼げると仮定すると、月5万円を稼ぐには50時間必要になります。平日の5日間に副業する場合、1日あたり2時間30分が必要になる計算です。
しかし、実際にはこれ以上の時間を副業に費やす必要があるでしょう。案件への応募やクライアントとのやり取りなど、収入に直接関係しない作業も数多く発生するからです。また、案件内容や当人の能力次第では時給が1,000円以下になるかもしれません。
月に稼ぎたい目標金額がある場合は、自分の時給を把握しておきましょう。そうすると、必要な稼働時間や受注するべき案件の単価などがわかりやすくなります。
副業で確定申告が必要になるのはいつ?
副業による所得が20万円を超えると、確定申告が必要になります。所得とは、収入から必要経費を差し引いた金額のことです。
例えば、副業収入が25万円でも経費で6万円がかかっていれば、所得は19万円となります。所得が20万円以内なら、基本的に確定申告をする必要はありません。
ただし、所得が20万円以下であっても、副業収入から所得税が源泉徴収されている場合には、確定申告をしたほうが良いでしょう。所得税を納める義務がない状況で源泉徴収されている場合、確定申告をすることで納めすぎた税金を還付してもらえるからです。
※参考:国税庁「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」
副業を始めるのに開業届は必要?
結論からいえば、副業を始めるために開業届が必要とは言い切れません。開業届とは、個人事業を始めたことを税務署に知らせるための書類のことです。
会社員の副業の場合、その収入が「事業所得」に該当するかどうかで提出の必要性が異なります。一般的に会社員における本業以外の収入は「雑所得」になりますが、事業で継続的に収入を得ている場合は事業所得に該当します。事業所得に該当すれば開業届の提出が必要です。
とはいえ、開業届を提出しなくても罰則や罰金などのペナルティは特にありません。事業をしていても、開業届を提出していない方は少なくありません。
しかし、開業届を提出すると青色申告が利用可能になる、経費にできる対象の幅が広がるなどのメリットがあります。一方、失業手当を受けられないなどのデメリットも存在します。
スキルなし・未経験でも副業は始められる?
副業のなかには、スキルなし・未経験でも始められるものもあります。
スキルなし・未経験でも始めやすい副業は以下の通りです。
- アンケートモニター
- ポイントサイト(ポイ活)
- フリマアプリでの不用品販売
- 文字起こし・データ入力
- 美容モニター
- Webライティング
これらの副業はスマホかパソコンがあればできるため、スキルがない未経験の初心者におすすめです。
まとめ|自分に合った副業を見つけて小さく始めよう
自分に合った副業の選び方は以下の通りです。
- 初期費用が少ない副業を選ぶ
- 自分の得意なことや興味から選ぶ
- 生活スタイルに合った副業を選ぶ
- 将来的に収入を増やせる副業を選ぶ
自分に合った副業を選んだら無料のサービスを活用しつつ、簡単な案件から小さく始めてみましょう。スキルがなく、未経験の場合は特に、最初から機材やスクールなどに高額なお金をかける必要はありません。
まずは、「副業で稼ぐ感覚」を掴むことが大切です。
副業に慣れて実績と経験を積めたら、効率化をしながら徐々にスケールアップしていきましょう。
