「お絵かきクリエイター®」のリアル 〜未経験から絵を仕事にした”ホントのところ”〜
2026.04.30
2025.12.08
「アニメーターは年収が低い」といったイメージを耳にすることもありますが、実態はどうなのか気になっている方もいるでしょう。
実際には所属する会社や職種、キャリアによって年収には大きな差があります。
本記事では、アニメーターの平均年収や、給料が高い会社ランキングも紹介しながら、収入の実態をわかりやすく解説します。
引用元:厚生労働省
アニメーターの給料について、
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」を参考に見ていきましょう。
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、アニメーターの平均年収は442万円です。
また、文化庁令和4年度メディア芸術連携基盤等整備推進事業「アニメーション制作者実態調査2023」によれば年収の平均値は455万円、中央値は422万円となっています。
なお、国税庁がまとめた「民間給与実態統計調査結果」では、令和5年の給与所得者における平均給与は460万円。
つまり、アニメーターの平均年収は世間的に見ておよそ平均と同等か、平均よりやや下であることが分かります。
アニメーターの月収の手取りは25.7~29.4万円です。
アニメーターの手取りは、生活していく上では、問題のない水準といえますが、雇用形態や勤続年数、職種によってもばらつきがあるため、あくまで目安として捉えておきましょう。
また、手取りに納得していない場合でも、キャリアアップやスキル向上、高待遇の会社への転職などにより、収入を向上することが期待できます。
※一般的に手取りは額面収入の0.7~0.8倍と概算されるため、「jobtag」による平均年収をあてはめると、上述の値となります。
引用元:jobtag
「jobtag」の統計データを表にまとめると以下の通りです。
| 年代 | 平均年収 |
|---|---|
| 20代前半 | 322.74万円 |
| 20代後半 | 353.79万円 |
| 30代前半 | 395.4万円 |
| 30代後半 | 445.01万円 |
| 40代前半 | 494.87万円 |
| 40代後半 | 545.86万円 |
| 50代前半 | 551.02万円 |
| 50代後半 | 514.48万円 |
| 60代前半 | 429.5万円 |
| 60代後半 | 325.51万円 |
| 70代以降 | 366.65万円 |
アニメーターの年収は、20代まで350万円ほどと低いものの、50代のピークに向けて着実に上がっていることがわかります。
40代後半には約545万円まで伸びており、経験を積むことで給料が上がりやすい職種であるといえるでしょう。
一方で、50代後半以降はやや年収が下がる傾向が見られる点も特徴的です。これは現場を離れる方の増加や、フリーランスとして働き方が変わるケースが影響していると考えられます。
また、60代までは年収の低下が見られるものの、70代以降にやや持ち直しているのもポイントです。
70代でも現役で働いているアニメーターは、ベテランの作画監督クラス、指導・監修ポジションにいる方など、長く業界に残る一部のベテラン層です。そういった高単価クラスの方が平均年収を少し押し上げている可能性があるでしょう。
このように、アニメーターの年収は若いうちは低めでも、スキルや実績次第で大きく伸びる可能性があり、年を重ねてもフリーランスや副業などでキャリアを築くことができる職業ということがわかります。
「jobtag」によると、新人アニメーターの平均初任給は21.16万円(所定内給与額)です。年収に換算すると、253.92万円となります。
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」の令和6年データでは、新規学卒者の所定内給与額は男女計で専門学校22.28万円、短大・高専22.39万円、大学24.83万円であり、新人アニメーターの初任給はこれらを下回る水準です。
ボーナスや残業代が含まれていないものの、一般的に低い水準であるといえます。
これはアニメ制作会社が新人育成に大きなコストをかける傾向がある点が背景にあるとされています。
ただし、後述するようにアニメーターとしてキャリアを重ねて高収入を達成している人も多数です。初任給が低いのは、あくまで一時的な「学びの期間」と捉えるべきでしょう。
文化庁令和7年度「メディア芸術連携基盤等整備推進事業」の一環として実施された『アニメーション制作者実態調査報告書2026』によると、アニメーターの居住地の割合が最も高いのが東京都(68.6%)です。
次いで、東京都を除く関東地方(15.8%)、中部地方(2.9%)の割合が高く、アニメーターとして働く人は主に都市部に住んでいるといえます。
そこで、こうした居住地別にアニメーターの給料も変化するのか、厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」を参考に都道府県別のアニメーターの平均年収を紹介します。
今回は、アニメーターの居住割合が高い東京都と、政令指定都市をピックアップして紹介しますね。
| 都道府県 | 平均年収 |
|---|---|
| 北海道 | 457.2万円 |
| 宮城県 | 427.6万円 |
| 埼玉県 | 495.4万円 |
| 千葉県 | 469.7万円 |
| 東京都 | 346.1万円 |
| 神奈川県 | 516.4万円 |
| 新潟県 | 416万円 |
| 静岡県 | 356.9万円 |
| 愛知県 | 622.9万円 |
| 京都府 | 532.4万円 |
| 大阪府 | 563.7万円 |
| 兵庫県 | 427.7万円 |
| 岡山県 | 385.9万円 |
| 広島県 | 448万円 |
| 福岡県 | 483.5万円 |
| 熊本県 | 359.4万円 |
こうして見てみると、都道府県により平均年収に大きな差があることが分かります。
アニメーターとして働く人が多い東京都ですが、他の都道府県と比べると年収は高いわけではありません。
しかし、制作したアニメ番組を放送する首都圏キー局や映画会社、ビデオメーカーの多くが東京を拠点にしています。
そのため、全国のアニメ制作会社のうち85%ほどは東京にあることから、アニメーターとして働くなら東京が何かと便利なのも事実です。
ただ、アニメのデジタル化が進むことで、地方に拠点を置くアニメ制作会社も増えてきました。
今後、アニメーターの居住地や働き方が大きく変化するかもしれませんね。
これから就職・転職をする人は、大手アニメ制作会社で高い給料を手にしたいと考えるのではないでしょうか。
誰もが知る人気作品を生み出した大手アニメ制作会社の平均年収も気になりますよね。
そこで、ジブリ・MAPPA・Ufotableといった大手アニメ制作会社の平均年収も調査してみました!
| アニメ制作会社名 | 平均年収または給料 | 代表作 |
|---|---|---|
| ジブリ | 月額 20万円以上 賞与 年2回 |
千と千尋の神隠し/もののけ姫/天空の城ラピュタ |
| MAPPA | 300万円程度 | 呪術廻戦/チェンソーマン/進撃の巨人 The Final Season |
| Ufotable | 300万円〜350万円程度 | 鬼滅の刃/Fate Zero/空の境界 |
大手制作会社といっても、残念ながら他と比べて圧倒的に年収が高いわけではないことが分かります。
特に新人のうちは研修期間があったりと、さらに給料が低くなる場合もあります。
経験を積み、役職に就くなどすれば給料の面でも安定してくるので、キャリアアップを目標に取り組んでいく必要があります。
少しでも年収が高いアニメ制作会社に勤めたいと考えている人のために、アニメ制作会社の年収をランキング形式で紹介します。
| アニメ制作会社名 | 平均年収 | 制作作品 |
|---|---|---|
| 1位|東宝 | 898万円 | SPY×FAMILY/葬送のフリーレン/ハイキュー!! |
| 2位|東映 | 892万円 | ONE PIECE FILM RED/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」 |
| 3位|KADOKAWA | 857万円 | 推しの子/時をかける少女/涼宮ハルヒの憂鬱 |
| 4位|セガサミーホールディングス | 832万円 | 劇場版 名探偵コナン/劇場版 アンパンマン/七つの大罪 |
| 5位|エイベックス | 824万円 | キングダムシリーズ/パリピ孔明/おそ松さんシリーズ |
| 6位|東映アニメーション | 803万円 | プリキュアシリーズ/ワンピース/ドラゴンボール |
| 7位|松竹 | 798万円 | 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM |
| 8位|ソニー・ピクチャーズ エンターテイメント |
771万円 | スパイダーマン/くもりときどきミートボールシリーズ |
| 9位|フリュー | 673万円 | ゆるキャン△シリーズ/まめきちまめこニートの日常 |
| 10位|東北新社 | 600万円 | 宇宙戦艦ヤマト 劇場版/ひつじのショーン |
参考:東宝、東映、KADOKAWA、セガサミーホールディングス、エイベックス、松竹、東映アニメーション、フリュー、東北新社、エン カイシャの評判
アニメ制作会社の中でもランキング上位に入る制作会社は、アニメーターの平均年収442万円を大幅に上回る年収です。
テレビで放送されている有名なアニメ作品はもちろん、劇場版の制作にも携わっており、会社名・代表作ともに知名度が高い会社ばかりです。
アニメ業界は需要の高まりに対し、アニメーターが不足していると言われています。
そのため、こうした年収の高い制作会社でも、即戦力となれる人材であれば就職・転職できる可能性はあると考えられます。
アニメーターの給料について、平均年収や年齢、都道府県別の年収をみてきました。
さらに、NewSphere「日本のアニメーターの低賃金に海外衝撃 「夢の職業」の実態を米紙が特集」によると、海外アニメーターの平均年収は日本円にしておよそ780万円なのだそう。
なんと、海外のアニメーターの年収は、日本のアニメーター の倍近いのです。
アニメ大国であるはずの日本のアニメーター の給料がなぜ低いのか、その理由として以下の3点が挙げられます。
日本でアニメを制作する場合、様々な企業などが資金を提供して制作委員会を立ち上げます。
そして製作委員会がアニメ制作会社に委託する形で、アニメが作られます。
アニメによって得られた収益は、出資額に応じて製作委員会に出資した企業に分配される仕組みとなっています。
そのため、企業からの出資額が少ない場合や、分配される報酬額に期待できない場合には、制作にかかる人件費を抑えなければなりません。
当然、アニメーターの給料も大きな影響を受けます。
さらに、下請けの会社になればなるほど中間業者に報酬が抜かれてしまい、アニメーターに渡る報酬は少なくなっていきます。
しかし、アニメ業界におけるこうした構造は長年続いており、改善が難しいとされています。
アニメ文化が盛んな日本ではアニメ業界に憧れる人も多く、働きたい人が絶えないことも、給料が低い理由として挙げられます。
なり手がいなければ、需要と供給のバランスにより給料が上がる可能性も高まります。
しかし実際には、給料が低くてもアニメ業界で働きたい人が絶えないため、制作会社側は給料を改善する必要がないのです。
近年、海外でのアニメ人気が高まる一方で、アニメーター不足が問題視されるようになっているため、働き方が見直されると良いですね。
日本では、アニメーターの多くが出来高制の給与体系となっています。
アニメーターとして作品を描いた分だけ、報酬として支払われます。
しかし、アニメが制作された場合、アニメの放送や放映が行われた段階で終わりではありません。
実際には関連グッズの販売が大きな収入源となっているのです。
ただし、日本のアニメ制作においては、先ほどもお話しした通り、関連グッズによる収益はテレビ局や出版社、広告代理店などからなる”製作委員会”に出資した企業しか受け取ることができない仕組みになっており、基本的にアニメーターに支払われることはありません。
どれほど作品が人気を集め、関連グッズが爆発的に売れたとしても、アニメーターに報酬は入らないのです。
また、新人時代には、1枚の絵を描き上げるのにどうしても時間がかかってしまいます。
こうした部分も、若手アニメーターが稼げないと言われる理由として挙げられます。
給料が低いと言われているアニメーターですが、改善に向けた動きも活発化しています。
2023年4月に、アニメ制作現場の環境改善を目指し、一般社団法人「日本アニメフィルム文化連盟」が設立されました。
法人設立に携わったのは、アニメ『機動戦士ガンダム』の制作に携わったアニメプロデューサー植田益朗さんらベテランのアニメ制作者たち。
フリーランスのアニメーターの51%が年収300万円未満であることや、20代の8割が300万円未満という現状を改善することを掲げています。
一般社団法人「日本アニメフィルム文化連盟」では、給料改善のためアニメ制作のスキルを測る検定制度の実施を検討しています。
検定によりアニメーターを1〜5級に分類することで、人材育成と能力の「見える化」と待遇改善を図ります。
その他にも、業界ヒアリングをもとにした政策提言や行政府に対する啓蒙活動を行うなど、誰もがアニメーターを目指しやすくなるような環境を整えているところです。
今後、こうした活動が実を結び、アニメーターの給料が改善することを願いたいですね。
引用元:一般社団法人日本動画協会
一般社団法人日本動画協会がまとめた「アニメ産業レポート2024」によると、アニメ産業は海外で大きな成長を遂げています。
国内市場が少子高齢化の影響を受け減少傾向にあるのに対し、海外市場は2015年以降大幅に拡大しています。
日本のアニメは、以前より海外のテレビでも放送されてきました。
ここ数年、動画配信サービスやアニメ由来のゲーム市場が広がったことなどが、世界的なアニメ産業の成長の理由として挙げられます。
このように海外需要が高まれば、必然的にアニメーターの需要も高まります。
需要が高まれば、アニメーターの給料改善に向けた動きも活発化することが予想されます。
一般的な職種に比べて年収が低いと言われているアニメーター。
しかし、アニメーターで年収1,000万円以上を達成している人もいます。
そこで、アニメーターで給料を上げる方法について解説していきます。
アニメーターで給料を上げるために有効なのが、以下の5つの方法です。
具体的にどのように取り組んでいけば良いのかお話ししてきます。
アニメーターとして制作会社に所属し、スキルや経験を積んだらフリーランスとしての独立も検討してみましょう。
制作会社で勤めている間は、会社員として月給が決まっていることが多く、大幅な年収アップは期待できません。
フリーランスになれば、あなた自身が直接契約を結ぶことができるため、年収1,000万円も目指しやすくなります。
ただしフリーランスとして仕事を受注するためには、ある程度の人脈も必要です。
制作会社に勤め経験を積みながら、人脈を広げることも意識しておく必要があります。
もし初心者からフリーランスのアニメーターを目指したいと考えているなら『クリエイターズアカデミー』で学ぶのがおすすめです。
クリエイターズアカデミーでは、動きのある手書きのイラストで商品やサービスの魅力を伝える「お絵かきムービー®」の制作ノウハウが学べます。
ここで学んだノウハウは、他にはないオリジナリティに溢れているため、専門学校とはまた違った方向からアニメーターが目指せます。
また、人物を起用せずなるべく低コストで抑えたい事業者や、目に見えないサービスの魅力を伝えたい企業などの需要も高いため、仕事の受注もスムーズに行えます。
制作会社で経験を積む必要もなく、比較的早く収益化できるのも魅力の一つです。
なお、「お絵かきムービー®」の制作について学んだ卒業生による累計売上は、2024年3月時点で4億円超えとなっており、今後も成長が期待されます。
絵を描くのが好きな人や、自分で仕事量を調整したい子育て中のパパママにもぴったりのオンラインスクールです。
小さな制作会社と比べると、やはり大手制作会社の方が高収入となりやすいです。
大手制作会社では、従業員平均年収が600万~900万円に達するケースもあります。
例えば大手のアニメ制作会社である、東宝 や東映であれば、平均年収が約900万円と高額です。
一方で、動画や原画といったアニメーター職種の平均は中小スタジオで年収250万~500万円程度と低水準にとどまることが多いです。
そのため、大手制作会社への転職は年収を上げる有効な手段といえます。
ただし、即戦力として活躍できる経験者が求められるため、原画実務の実績やポートフォリオ、制作工程全体を理解している点をアピールすることが重要です。
転職活動では、アニメ業界に特化した転職エージェント(クリ博ナビ、マスメディアンなど)を活用すると求人に出ない案件に出会える可能性もあります。
厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「jobtag」によると、アニメーターの年収は勤続年数と大きな相関関係があります。
経験の浅い、20代は年収が全体に比べて低いものの、30代から40代にかけて大きく年収が上がります。
さらに50代のピークに向かって少しずつ年収が向上。
つまり、コツコツと仕事を続けていくことが給料アップに大きく影響するといえるのです。
経験を積んでいけば、1枚の絵を完成させるのに必要な時間も短くなり、スピード感を持って依頼に対応できるようになります。
1日にこなせる仕事量が大きく、なおかつクオリティの高さが維持できれば、出世によるキャリアアップも期待できます。
アニメーターの世界も、管理職になるにつれて確実に給料はアップしていきます。
今の環境で給料を上げるのであれば、周囲に認められるよう日々仕事に取り組むのが最短ルートだといえます。
また、仕事が認められればフリーランスとして独立もしやすくなるでしょう。
アニメーターの仕事は、1枚いくらという形で請け負うことが多いです。
もし、1枚あたりの単価が100円であれば、ひと月に500枚描いても50,000円にしかなりません。
しかし1枚あたりの単価が1,000円になれば、同じように500枚描いた場合500,000円になります。
ある程度、経験を積んでくれば単価の高い仕事を狙ってみるのも一つの手です。
フリーランスとして活動する場合、クラウドソーシングサイトを活用する場合もあるでしょう。
しかし、クラウドソーシングサイトでは、実績作りのため単価を低めに設定している案件もあります。
最初のうちはそうした仕事を受注するのも良いですが、給料アップのためには単価の高い仕事を狙って挑戦していく必要があります。
でも募集があります。
特にゲーム業界は需要が高まっている事もあり、転職により年収アップが期待できます。
実際に、求人サイトの「求人ボックス」では、ゲーム業界のアニメーター求人として、以下のような求人情報が掲載されています。
ゲーム業界にも興味のある人は、ぜひ求人サイトをチェックしてみてくださいね。
アニメーター を目指したいと思った時、私たちが選択できるアプローチ方法は全部で3種類あります。
一定のコストはかかりますが、アニメーターになる方法としては、専門学校や大学、オンラインスクールなどで知識やスキルを身につけ、制作会社に応募するのが一般的です。
アニメーターの仕事は、専門的な知識や機器を使いこなすスキルが求められます。
独学でも学ぶことはできますが、プロに教わることで即戦力となる力を効率的に身に付けられます。
さらに制作会社で経験を積んだ後、フリーランスの道に進むのも一つの手です。
アニメーターになる最も一般的なルートが、専門学校や大学に通う方法です。
通う期間は1〜4年と学校により異なりますが、即戦力となるようなアニメーション制作の専門知識や技術が身に付きます。
また、専門学校は業界との繋がりも強く、就職先を紹介してくれるケースも多いです。
一方、大学の場合は専門学校と比べると入学のハードルが高く、学費も高いです。
しかし、アニメーションに関する知識に限らず美術全般に関する教養を身につけることができます。
美術系大学では、広告や動画の作り方に関する講義も受けられるため、美術教員や広告業界など、就職先の幅も広がります。
アニメーターの道に進むかどうか悩んでいるのであれば、美術系大学へ進学する道を検討してみても良いですね。
転職としてアニメーターを考えている社会人や、近くに良い学校がない人はオンラインスクールで学ぶ方法も選択肢の一つとして考えてみても良いでしょう。
オンラインスクールは動画を見て学ぶという学習スタイルが定着しています。
そのため、自宅はもちろん通勤・通学中、お出かけ先など時間や場所にとらわれる事なく学べるのが最大のメリットです。
基本的には動画を見ながら学ぶのですが、スクールによっては講師への相談ができるため、サポート体制の充実度で選ぶのも良いでしょう。
また、専門学校や大学と同様に、業界との繋がりがあるオンラインスクールもあります。
就職や転職を考えている人は、そうしたサポート面もチェックしておくことをおすすめします。
さらに、個人でもアニメーターとして収入を増やしたい場合は、クリエイターズアカデミーで学べる「お絵かきムービー®」もおすすめです。
費用はかかりますが、それ以上を稼ぎ出している主婦の方や副業の方も多く、先のことを考えた時に自分でも稼げるという強みを持っておくと、精神的にも安心です。
詳細は以下のメルマガにてチェックしてみてください。
いまや動画サイトやWebサイトで様々な情報が得られる時代です。
そのため、絵を描く技術は独学でも学ぶことができます。
専門学校やオンラインスクールに通うことに抵抗がある人は、独学で学ぶのも一つの手です。
なるべくお金をかけず、自分のペースで自由にアニメーションを学べるのが独学のメリットです。
しかし、知識習得にかかる時間が長くなったり、就職活動へのハードルが上がるといったデメリットがある事も理解しておきましょう。
最後にアニメーターの給料に関するよくある質問を紹介します。
まだ解決していない疑問がある人は、ぜひチェックしてくださいね。
厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「jobtag」によると、20代アニメーターの平均年収は以下のようになっています。
アニメーターの年収は、50代のピークに向けて少しずつ上がっていきます。
特に30代になると一気に上がる傾向にあります。
20代の年収が低い理由として、20代のうちはアニメーターのなり手が多いことや、一定の経験が求められる業界であることが理由として挙げられます。
アニメーション制作者の仕事や生活の現況の把握を目的に、文化庁が実施した「メディア芸術連携基盤等整備推進事業」
その一環として行われた調査の結果が『アニメーション制作者実態調査報告書2026』にまとめられています。
その調査結果によると、アニメーターのうち作画監督の平均年収は525.5万円、中央値は480万円です。
その他アニメーションに携わる職種の年収をいくつか紹介します。
| 職種 | 平均年収 | 中央値 |
|---|---|---|
| 作画監督 | 525.5万円 | 480万円 |
| 監督 | 733.8万円 | 755万円 |
| シナリオ | 620万円 | 500万円 |
| プロデューサー | 627.9万円 | 600万円 |
| 絵コンテ | 640.1万円 | 600万円 |
| デザイン | 666.3万円 | 640万円 |
| 原画 | 415.2万円 | 400万円 |
| 仕上げ・彩色 | 273.2万円 | 270万円 |
アニメーションに携わる職種の中で、最も平均年収が高いのが監督です。
その他、シナリオやプロデューサーなどの年収が高い一方で、実際にアニメを作っていく職種では年収が低いことが分かります。
しかし、作画の年収は実際にアニメーションを作っていく職種の中では高い傾向にあります。
上項目でも紹介した『アニメーション制作者実態調査報告書2026』によると、アニメーターの年間収入の平均値は444.6万円、中央値は400万円でした。
回答者の割合が最も高かったのは300万円超という回答で、最高値は1,143万円です。
スキルを高められれば、アニメーターとして年収1,000万円超も目指せることが分かります。
アニメーターには様々な雇用形態(正社員・契約社員・フリーランス)があり、報酬形態も出来高制・固定給などと種類があります。以下に、『アニメーション制作者実態調査報告書2026』の統計を参考に、雇用形態別の平均年収や報酬形態、特徴についてまとめました。
| 雇用形態 | 報酬形態 | 平均年収 | 特徴 |
| 雇用(正社員・契約社員) | 出来高+固定給 | 180~718万円 | 安定した収入が保証され、福利厚生が充実していることが多いです。しかし、フリーランスのように上限なく稼ぐのは難しい傾向にあります。契約社員はボーナスや手当がつきにくく、正社員よりは年収が低い傾向があります。 |
| フリーランス | 出来高制 | 229~651万円 | 描いた枚数やカット数で報酬が決まります。新人時代は収入が 不安定ですが、実力次第で年収1,000万円以上も目指せます。 |
同じアニメーターでも雇用形態により、平均年収に差が見られます。
フリーランスの場合、描いた枚数やカット数に応じた出来高制の報酬形態が主流です。そのため、スキルの低い新人時代には特に年収が安定しません。
一方、正社員であれば固定給が支給されるため、収入が安定します。
アニメーターというと、かつてはフリーランスが多数を占めていましたが、近年では人材確保の観点から正社員として採用する制作会社が増えています。
以上、アニメーターの給料について解説しました。
アニメーターは、社会全体の平均に比べると少し低い傾向にある職業です。
しかし、経験を積みあなた自身のブランド力が高まれば、高収入も十分期待できます。
海外でのアニメ人気の高まりもあり、需要の高い業界でもあるので、ぜひあなたなりの方法でアニメーターを目指してみてはいかがでしょうか。