グラフィックデザイナーとして働くも単価は2〜3万円 「虐げられている」と感じた日々から、1年で91万円の成果へ
クリエイター名
どりー
入校期生
10期生
居住地
東京都
「相変わらず下請けで、安い単価で、
コツコツ作業をしていたと思います」
もしお絵かきクリエイターに出会っていなかったら?
という質問に、どりーさんはそう答えました。
東京都出身のどりーさん。
グラフィックデザイナーとして10年以上、
広告デザインの仕事を続けてきました。
ポスター1枚で2〜3万円という単価。
以前勤めていた関係先からの紹介で定期的に仕事はあるものの、
「虐げられているデザイナー」という想いを抱えていました。
そんな中、SNSの広告で出会ったお絵かきムービー。
入学から1年で91万円の初受注を達成し、
現在はグラフィックデザイナーと並行しながら
お絵かきクリエイターとして活動されています。
10年以上続けても、ポスター1枚2〜3万円

どりーさんは、グラフィックデザイナーとして10年以上、
広告デザインの仕事を続けてきました。
独立して仕事をしていましたが、
主な受注先は以前勤めていた関係先。
転職した方々から紹介で仕事をいただくという形でした。
「定期的に仕事はあるんですけど
単価が低いというのが問題でした。
ポスター1枚で2〜3万円とか、そんなものです」
自ら営業をかけて仕事を獲得するという経験はなく、
紹介による仕事がメインだったため、
仕事量も増えていくわけではありません。
「主に版を組むという作業なので、
昔は手作業で全部線を引いたりしていたものが
Illustratorで作るとか、InDesignで作るとかという
パソコンでやる作業になったことで
そもそも職人がいなくなった分野なんです」
「こんな学校あるんだ」最初は怪しさも感じた

そんな中、SNSで目にしたのが お絵かきムービーの広告でした。
「こんな学校あるんだ、こんな仕事があるんだ。
面白いけど、ちょっと怪しそうかなって思いました」
広告を見てすぐに入学したわけではなく、
まずはDotsという体験ワークショップに参加。
その時、すでに入学している先輩クリエイターと
2人で受講したといいます。
「最初は、2人とも関係の方って聞いて、
『あれ、サクラなんじゃないの?』みたいな感じでした(笑)」
しかし…
「実際にDots講座中に疑いも晴れて、何しろ楽しかったですね。
絵を描くのが楽しかった。
先輩と講師の方のお話を聞いて、
『なんか大丈夫そうかな、これなら私もやっていけるかな』って思いました」
実際に活動されている方と講師の対応を見て、
疑いが晴れ、入学を決意しました。
本業の繁忙期で10ヶ月間プロモーションできず
入学したのは昨年7月。
しかし、マイムービーの完成までが長くかかりました。
「最初の半年間は、本業のグラフィックデザインの仕事が
めちゃめちゃ忙しくなってしまって。
秋のイベントがドバドバっと入ってしまったので
作り物がいっぱいあって、
自分の作業に全く入れなかったんです」
マイムービーの完成がみんなより遅れ、
プロモーションを始めたのは今年の5月。
入学してから10ヶ月後のことでした。
「スタートがもう出遅れているという感じで焦りがありました」
孤独に作業を続ける日々。
フリーワークや本講座にも出席できない状態が続きました。
プロモーション開始から初受注、91万円
しかし、本講座が始まってからは状況が変わります。
「ようやくリアルの場に顔を出して、
仲間がいるってすごいありがたいことだなって感じました」
そしてプロモーションを始めてから、 91万円での初受注を獲得。
出遅れた焦りを抱えながらも、
「ようやくたどり着いた」という達成感がありました。
「セールスいらずのお絵かきムービー」を実感
どりーさんにとって、
営業やセールスは 全く経験のない分野でした。
「営業とかっていう職は経験したことがないので
そこが一番の不安点でした」
グラフィックデザイナーとして独立していたものの、
仕事はすべて紹介経由。
自ら営業をかけて仕事を獲得する経験はなかったのです。
しかし、実際にやってみて…
「本当に『セールスいらずのお絵かきムービー』、
その名前の通り、セールスしなくても
あちらから『欲しい』ですって言ってくれるものなんだなって
実感しています」
「私の絵なんか売れるのかな」から脱却

どりーさんが実感している成長は、 マインドの変化です。
「以前は本当に、私の絵なんかが売れるのかなって思ってましたし、
売り込んでるみたいでちょっと申し訳ないっていう気持ちで、
顔色を伺ってビクビクしてるみたいな感じがありました」
しかし今では…
「本当にお絵かきムービーいいものなんですよっていう気持ちで
お話をさせていただいています」
セールスの部分、経営者の方との話し方、 商品の良さのアピールの仕方。
今まで経験がなかったことを学び、
マインドが育ったと感じているといいます。
グラフィックデザインより高単価、やりがいも大きい
グラフィックデザイナーとお絵かきクリエイター、
どちらが理想に近いかを聞くと…
「お絵かきクリエイターの方が、
1から全部自分で作ると非常に効率は良くないというか
割に合ってないと思うんですけども、
単価が非常に高いっていうのは感じてます」
さらに、やりがいの面でも違いがあるといいます。
「シナリオを書いて、ストーリーを作るところから
クライアントさんにまつわることは
全て自分で管理できるというところが
やっぱり魅力だと思います」
ポスター1枚2〜3万円のグラフィックデザインと比べ、
1件91万円のお絵かきムービー。
単価の違いだけでなく、 仕事への手応えも大きく変わりました。
次の目標は年内にもう1本、年収300万円
どりーさんの今後の目標は明確です。
「今年中にもう1本成約をいただいて、
『私これで食べてます』って言えるクリエイターになりたいです」
具体的には、年内にあと200万円の売上。
年収300万円ぐらいあれば、
独立して一本でやっていけると言える状態になるといいます。
現在もグラフィックデザインの仕事は続けていますが、
お絵かきクリエイターの比重を高めていきたいと考えています。
虐げられていると感じているクリエイターへ
最後に、どりーさんから 同じような悩みを抱える
クリエイターへのメッセージです。
「お勧めしたいのは、
仕事でひどい目に合わされている、
身分が低くてパワハラにあったりとか
モラハラにあったりとかされている方。
あとは私みたいに仕事はあるけど単価が低いっていう、
虐げられているデザイナーさんとか
クリエイターさんにもお勧めしたいです。
このアカデミーなら、
社会にいいことをしてるっていう手応えを感じながら
仲間と一緒に自分がなりたいと思う自分になれるので、頑張りましょう」
あなたも今の働き方に 違和感を感じているなら、
新しい道が開けるかもしれませんね。











































































