「家族に内緒でスタート」マッサージ店経営からお絵かきクリエイター＆講師へ
クリエイター名
澤田瞳
入校期生
4期生
居住地
千葉県
認定資格
今回ご紹介するのは、
個人でマッサージ店を経営しながら子育てに追われる日々から、
お絵かきクリエイターとして独立し、
現在はアカデミーの講師も務める澤田瞳さん。
京都出身、千葉在住。
彼女が歩んできた道のりは、
多くの人が抱える「忙しさ」と「将来への不安」から脱却した成功ストーリーです。
マッサージ店経営の限界とコロナの不安
澤田さんは以前、個人でマッサージ店を経営していました。
「本業のマッサージ、副業、子育て…もう走り回って駆け回っていました。
自分の時間が取りにくいし、
子供とゆっくり話をする時間や心の余裕が少なかったんです」
さらに、一人で店舗経営をしていたため、
コロナなどの環境変化で売上が大きくアップダウンしてしまう不安定さに悩んでいました。
「店舗のある都会の商店街で生活していたので、
ずっとそれを続けないといけないんだろうなって諦めていました」
「羨ましいな」から始まった挑戦
そんな中、SNSの広告で目にしたのがお絵かきムービーでした。
最初の印象は「羨ましいな」。
そして正直「怪しい」とも思ったそうです。
しかし、実際に子供を育てながら
活動しているクリエイターの事例をたくさん見ることで、
「これなら自分にもできそう」と確信が生まれました。
ただし、家族には言えなかったといいます。
「最初は内緒で始めました。
でも今はしっかり伝えて応援もしてくれて、
今日も子供を見てくれて『頑張って行っておいで』っていう感じで、
すごく応援してもらってます」
初心者でも77万円の成果
澤田さんには、もともとイラストの専門的な経験はありませんでした。
マッサージのお客さんに頼まれて絵を描いてプレゼントする程度で、
報酬が発生しても5000円程度でしかなかったといいます。
パソコンも全くの初心者。
「エンターキーって言われても何がエンターか分からない。
キーボードっていう名前もあんまり分かってないぐらいのレベルでした」
それでも、初めての売上は77万円！
「めちゃくちゃ嬉しかったです。
マッサージをしていた時よりも単価が高い、
しっかりとした単価の取れる商品を持てたことが自分の大きな自信になりました」
「教われば誰でもできる」サポート体制
パソコンができなくても大丈夫だった理由を聞くと、
「分からないことをびっくりするぐらいすぐに誰かに泣きつく」
ことだったと笑顔で答えます。
「教材があるので、そのままやって、
それでも分からない時はすぐにチャットで
『分からない』って言ったら返事が返ってくる。
言われたまんまにやったら、何が分からなくて何がうまくいったかわからないけど、
ちゃんとできていました」
同業者の成功を心から喜べる環境
澤田さんが特に感動したのは、アカデミー内の環境でした。
「同業者同士が100何人も集まっている中で、
お互いの成果をめちゃくちゃ喜び合えるんです。
私が77万円の契約をしたよって報告すると、
ものすごく喜んでもらえるし、
私も他の参加者さんの成果を聞くとものすごく嬉しい」
以前のマッサージ業界では、
「困りごとは話すけど、成果に対しての話ってあんまりなかった」 と振り返ります。
講師として参加者をサポート
現在は、クリエイターとして活動する傍ら、
アカデミーの講師としても活動している澤田さん。
「自分ができなかった中、助けてもらってできるようになった。
だから、どこで大体悩んで、
こういう言葉があると分かりやすいっていうのを
過去の自分に向けて一生懸命伝えています」
講師としての目標は、
「参加者さんが自分の仕事を取ってきて、
自分の働きたいタイミングで働けるっていう循環を
身につけている人たちがどんどん増えていくこと」。
移住の夢も実現
お絵かきクリエイターになったことで、
以前は諦めていた移住の夢も叶えることができました。
「店舗付きの物件に住んで、その移住するっていう夢も叶えてなかったでしょうし」
今後は、最近飼い始めたペットの影響もあり、
「動物に携わる関係の動画を作っていきたい」と新たな目標を語ります。
最後に、澤田さんからメッセージをいただきました。
「絵を描くことで、しっかりとした単価の商品を持てるようになったのが、
すごく自分の自信になっています。
そのお仕事を自分のしたいタイミングでできるっていうのが、
すごく大きく自分の人生を変えました。
そういうのを求めている人には、とても合っていますので、
ぜひ一緒にできたら嬉しいです」
澤田さんの物語は、
「現状に不満があるけれど諦めている」多くの人に希望を与えてくれます。今、毎日の忙しさに追われて「自分の時間」を持てずにいる方、
将来への不安を抱えながらも「どうせ無理だろう」と諦めている方にこそ、
澤田さんのような可能性が待っているかもしれません。
